前から「どんな曲?」と思っていたんですが、ちょうど
NOMA-IGAさんのところで、
「ムゼッタのワルツ特集」が組まれたので、いろんな歌手の「ムゼッタのワルツ」を聴くことができました。
そんなわけでようやくマークの「それじゃあムゼッタのワルツに聞こえないよ」の意味が理解できました。あれだけアレンジが入ると、確かに同じ曲には聞こえません(それにしてもロジャーは何故繰り返しこの曲を弾いているんでしょう……あんまりロジャーとは縁がなさそうな曲なんですが)ただDVDの日本語字幕では、ムゼッタのワルツを知らない人への配慮か「パクリではありません」という、全然違う台詞になってましたが。
ジョナサン・ラーソンはこの「ムゼッタのワルツ」がお気に入りなのか、RENTの中では繰り返し登場させています(さっきも書きましたが何故かロジャー関連のシーンばかりで)
最初は「One Song Glory」の直前で、「死ぬ前に栄光の一曲を残したい」と呟きながら
ギターを弾くシーン。映画の動画はムゼッタのワルツが入ってなかったので、舞台のものです。この後、ロジャーとミミの「Light My Candle」も入ってます。
そしてライフ・カフェで騒ぐ
「La Vie Boheme」のシーン。途中でロジャーがギターを取り出しおもむろに弾くのがやはり「ムゼッタのワルツ」マークの上述の台詞も登場します。
同じシーンですが、こっちは
舞台版。映画だと削られているシーンや台詞がありますね。
ラストの「Your Eyes」ロジャーがミミに歌うシーンでも「ムゼッタのワルツ」が使われています。
映画版 舞台版 舞台版その2
その2の方はロジャーがオリジナルキャストのアダム・パスカル。ミミがアメリカン・アイドルシーズン1のファイナリストだった、タマイラ・グレイです。
歌詞の方も、別の歌の歌詞として登場します。それがこの
「Take me or Leave me」訳すと「私にあわせるのか、それとも別れるのか」って感じでしょうか。ムゼッタのワルツはムゼッタが一人で歌うだけですが、RENTのジョアンヌはやり返します。
また、
「モーリーンのタンゴ」という曲もあります。
うーん、やっぱりジョナサン・ラーソンは、「ムゼッタのワルツ」が好きだったんでしょうね。でなければ、こんなに度々出てこないでしょうし。