欧米文化に浸かってます

好きな海外作品のことや、スイーツ作りのことなどを。
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無料で遊べるオンラインRPG



「ミュー 奇蹟の大地」というオンラインRPGが、今度から完全に無料で遊べるそうです。
オンラインRPG、私がネットを始めた頃はまだまだ敷居が高い存在だったのですが、最近はどんどん手軽になっているようですね。考えてみれば、今はブログを持つのがほぼ当たり前になりつつありますが、昔はそんなことはなかったわけで。時代が変わるのって早いなと思います。画面も随分進化しましたし……まあ進化すればする分だけ重くなるのがネックなんですが。とはいえ、こういう話を聞くと一度ぐらいはオンラインゲームを遊びたくなってしまいますね。

私はいわゆるFC世代ではないのですが、ゲーム自体は好きで以前はよく遊んでいました。きっかけになったのはやっぱり「プリンセスメーカー2」かな。もう今では考えられないくらいハマっていたんですが、恐ろしいことに当時我が家にあったPCにはハードディスクが無かったんですよ。そしてプリメ2はなんとフロッピー12枚組! いや、自分で言うのもなんですがよくあれをFDでプレイしたな〜と今では思います。何か一つイベントあるごとに取り替えてたもんなあディスクを……。
後、稼ぐためによく芸術祭に出していたので、エンディングが高確率で「芸術家」で、他のエンディングが見られず頭抱えていたこともありました。軍人や魔法使いを狙っていた時は別だったんですけどね……。後悪人系のエンディングはおおむね見ました。悪人も街娼やゴロツキだと悲しいけれど、高級娼婦や暗黒街のボスとかだと達成感があって嬉しかったりします。って、ひどい親ですな(笑)悪人目指しすぎて魔王になった時はたまげましたが。
後特殊結婚エンド? これは「プレイヤーの嫁」がやっぱりなかなか見られずに苦労しました。難しいんですよ条件が多くて。プリンセスは結構簡単なのに。この中ではドラゴンユースとキューブが気に入ってます。特にキューブの嫁になる展開。

調べてみたら、プリンセスメーカーの1〜5までがセットになったプリメパックなんてのが今は出てるんですね〜。3までしか遊んでないんですが、この機会だから買ってまたやってみようかとか思わなくもないです。今度こそ最難関エンディングと呼ばれている「女官」を目指してみようかと。
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デッド・ゾーン 心の影

Dead Zone
Dead Zone
Original Television Soundtrack

先週はフィギュア観戦で全精神力を使い果たしたため、感想が書けませんでした。

湖にて、JJ、ブルースと釣りをするジョニー。ところが釣りの最中に不穏なヴィジョンを見てしまいます。そのヴィジョンによれば、ジョニーは安モーテルで取っ組み合ったあげく誰かを殺してしまうのでした。不安に襲われたジョニーは「雨が降る」と嘘をついて、早々に引き上げることにします。
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キャラメルムース リヴェンジ

キャラメルムース

去年も挑戦したキャラメルムースにもう一度挑戦してみました。

今回はスポンジがやや厚めだったので二つにスライスし、間にムースを挟んでみました。ムース自体も増量したのですが、おかげでいっぱいいっぱいに。うーん、上に飾りのゼリーを流してみたかったんだけど。

まだまだ改良の余地ありですね。ゼラチンは今回は増やしたのでちょうどいい硬さになりました。
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Nip/Tuck アビー・メイズ

Nip/Tuck
Nip/Tuck
Various Artists

結婚式場からキンバーがいなくなってしまったことで、クリスチャンは荒れ気味。逃げたんだと頭から信じて疑わないようですが、連れ去られた可能性が全然無いあたりでちょっとどうかと思います。実は逃げてくれてほっとしてるんじゃないのかね、君は。控え室でジュリアとキスしたりしてたもんな。

一方でマットの高校のユダヤ人生徒のロッカーに鉤十字が書き込まれるという事件が起こり、刑事が捜査にやってきます。ショーンは否定しますが多分マットを疑ってますね。
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アメリカン・アイドル 20→16

先週はガタガタだった男性陣でしたが、今週は随分とまともになりました。愛のムチがきいたんでしょうか。
まあやっぱり見分けがつけにくいんですが。
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世界選手権 エキシビション

どんなにされるかびくびくしながら鑑賞したフジのエキシビションですが、思っていたよりもずっとまともな内容で驚かされました。

なんといっても、実況がポエムではなく西岡アナだった。
西岡アナが選手の演技中ほとんど黙っていてくれた。
ペアの4位、アイスダンスの4位5位が切られたものの、残りは映してくれた。
これくらいやってくれれば良しとしましょう(て、何様だ私は)TOKIOはいらないけど。それにしてもこの前弟とうっかり同窓会の話なんぞをしちまったせいで、国分見る度に「こいつが着たのか、ウェディングドレスを……」とか思ってしまう自分の頭をどうにかしたいです。

4位に入ったのに全く映して貰えなかったタチスタ(美輪さんのブログで出た案を採用)が可哀相なんですが、J-SPORTSの方で期待しましょう。
J-SPORTSは大体エキシビは2時間なんですが、時間拡大してもいいので今回は全部やってほしいですね。


織田信成 男子シングル7位
地元枠ということで織田君も無事に滑らせて貰えました。織田君が踏ん張ってくれたおかげで、来年は男子三枠です。3人目が誰になるか、楽しみ。
縁目は「ルースター」衣装はチェックのパジャマです。
競技がおわってほっとしたのかいつもの織田君に戻ってました。最初のジャンプが失敗しましたが御愛嬌ということで。しかしやっぱりパジャマは滑りにくそうです。
織田君らしい明るいプログラムで満喫。練習の時に中野さんの真似をしていたという話がちょっと気になりました。二十歳のお誕生日おめでとう。

エヴァン・ライサチェク 男子シングル5位
衣装は四大陸と同じライトブルーの上着に黒いズボン。曲は「アヴェ・マリア」
静かな情熱とか、そんなのを感じさせるいい演技でした。SPでまずまずの位置についた時は、表彰台は決まったと思ったんだけどなあ。逆転伝説が崩れるなんて本当にびっくりです。
来期はライサ、どんな煽りがつくんでしょうね? 「逆転の全米チャンピオン」とかでしょうか。ウィアーはどうなるんだろう。

張丹/張昊 ペア5位
前と同じ濃い青と水色の衣装。「バタフライ・ラヴァーズ」です。このプログラム大好き。
今回はスロウも綺麗に成功していい感じです。蝶になると西岡アナまでもが「これは……美しい」と感極まったように言ってたのが印象的でした。

中野友加里 女子シングル5位
ライトグリーンの衣装に「クロディーヌ」です。得意のスピンが本当に綺麗。リラックスした表情で滑ってくれました。イナバウアーからのダブルアクセルも披露。
私は中野さんの精神力の強さが好きです。全日本の時のフリーは、お手本にしたくなるような演技でした。

トマシュ・ヴェルネル 男子シングル4位
私の予想どおりぼーんと伸びてくれました。ユーロの時と同じ、黒のスーツに山高帽、ピンクのネクタイと手袋です。曲は「ピンクパンサー」
お茶目でコミカルなプログラム。ジャンプが盛大にステップアウトしてしまいましたが、そんなところも可愛いです。もう、ノリノリですねヴェルネル! カメラに向けて投げキッス送ったりして。
途中で「日本」と書かれた鉢巻きを締めてくれましたが逆でした。思わず「逆! 逆!」とTVの前で突っ込んでしまいます。もう、ヴェルネル君大好き! きっと日本でのファンがたくさん増えたことでしょう。
来シーズンは彼にも煽りがつくとみました。うーんどんなあおりになるんだろう「チェコの王子様」?

キミー・マイズナー 女子シングル4位
衣装は淡い金色のドレス。曲は映画「シティ・オブ・エンジェル」から「エンジェル」です。個人的にはベンディングフィールドの「Unwritten」の方が良かったかな〜。
今年は選曲に振り回されたという感じを受けてしまいます。来年は彼女も18になりますが、今の調子で滑れるのかちょっと疑問ですね。イタリアのコストナーが絶不調だったのと同じ年だもんな……。

渡辺心/木戸章之 アイスダンス15位
衣装はNHK杯の時と同じで、木戸君が蛍光ピンクのジャンパーと黒いズボン。渡辺さんが黒のトップスに蛍光ピンクのスカート。何度見ても派手。曲はIn the Mood
うーん全日本の時の方でも良かったんじゃという気もしますが、楽しいからまあいっか。ノリノリで踊りまくってくれました。

タニス・ベルビン/ベンジャミン・アゴスト アイスダンス3位
四大陸の時と同じプログラムですね。曲はラテンメドレー。本田君の「二枚目でも三枚目でも演じ分けられる」という解説に笑ってしまいました。確かにアゴストさん、演技派です。何気にくるくる飛び回っている彼を見るのは好きだったり。ラテンダンスをさせるとすっごい華ありますよね。

ステファン・ランビエール 男子シングル3位
CMでお馴染みのシマウマ柄衣装。曲もお馴染みの「四季」です。
ああ、やっぱりランビの四季はいいなあ。スイスの若手君が憧れるのも当然という感じですね。
最後はフリーでも見せた超高速スピンを披露。いや〜、人が出せるスピードとは思えないですねあのスピン。
来期はどんなあおりになるんだろう。「スピンの王者」とかかな?

アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ソルコビー ペア3位
ソルコビーは黒の上下、サフチェンコはピンクのドレスです。曲は「Somewhere」ユーロの時と同じプログラムですね。
今回もリンクをいーっぱいに使って滑ります。ここは明るいプログラムをやらせてもいいのですが、こういうのも素敵ですね。ペアはややユーロ勢が元気がな無い感じがするので、今後ともがんばってほしいです。

キム・ユナ 女子シングル3位
いい時もあればあまり力が出せない時もある。GPファイナルではすばらしかっただけに、SP1位になったときは1位はこの子で決まりだと思ってました。でもこれでつぶれる子じゃないはず。
衣装はピンクのストラップドレス。曲は「Reflection」
結果はどうあれ、このときもまた素敵な滑りをみせてくれました。おなじみのイナバウアーもあり。基本がきっちりできているし表現力もしっかりあるので、来年はもっとすごくなってるんでしょうね。

マリーフランス・デュブレイユ/パトリス・ローソン アイスダンス2位
初めて見るエキシビションナンバーです。衣装はローソンが金色のシャツに黒のズボン、デュブレイユが金と青のビキニドレス。今までとはうって変わって派手な感じ。そして曲はレッド・ツェッペリンの「Whole Lotta Love」こういうのもいいですね。
最初からばんばん素敵なリフトを見せてくれました。特に最後のローテーショナル、ローソンの背中の上をマリーさんが回ってるような奴は「どうやったらあんな動きができるんだろう」という感じでした。もしかしたら来シーズン試合で披露するんでしょうか。

高橋大輔 男子シングル2位
フリーの時はプレッシャーですごい顔をしていた高橋君ですが、うってかわってリラックスして登場です。衣装は赤い飾りのついた黒の網シャツとズボン。曲は「ロクサーヌ」
軽快に踊ってくれました。本当にプレッシャーに勝ててよかったねえ……眺めながらしみじみしてしまいました。お客さんからスタオベももらってます。

クィン・パン/ジャン・トン ペア2位
四大陸の時は赤い衣装でしたが、今回はトンが白のシャツに黒のズボン、パンが白のドレスで登場です。曲は「アダージョ」
連覇はなりませんでしたが相手がシェン/ツァオでは仕方がないかなあと……。高いツイストやスロウを披露してくれました。来年はどうなるかな。

浅田真央 女子シングル2位
おなじみのピンクと黒の衣装で、ハバネラ」です。真央ちゃんもプレッシャーに勝てて良かったですね。ユナとの対戦にもいやなジンクスを作らなくて済んだし。来期は二人がどんなプログラムで来るのか楽しみです。
のびのびと踊ってくれました。来シーズンはもっとすごいジャンプに挑みたいらしいです。その意気がすごいなあ。

アルベナ・デンコワ/マキシム・スタビスキー アイスダンス優勝
オレンジのおそろいの衣装で登場。曲は平井堅の哀歌(エレジー)なんですが……その選曲はちょっとどうかと(汗)いや、不倫の果てに人殺しする映画の主題歌はなんか縁起が悪い気がするんですよ。新婚なんだし。
プログラム自体はジェームズ・ブラントの曲で滑っていたのとほぼ同じなようですね。日本でなので曲だけ変えたようです。うーん、ちょっと演技自体も曲とあってない感じですね。もっといい曲探せばあると思うんだけどなあ。
アンコールではフリーの時の「ロミオとジュリエット」を披露。

ブライアン・ジュベール 男子シングル優勝
衣装は赤い襟とカフスのついた黒の網シャツと黒ズボン。曲はジョシュ・グローバンの「Don't Give Up」です。
念願のワールドチャンピオンになれたジュベール。勢いに乗ってトリプルアクセルも決めてくれました。さすがにクワドは無理でしたが……。でも、とても素敵なプログラムでした。
アンコールでは「Leave Me Alone」を披露。投げキッスなんかもありました。

申雪/趙宏博 ペア優勝
グレーのそろいの衣装。曲は「Caruso」どうもクラシックのようですね。あのアンドレア・ボチェッリもCDに収録していたりします。プロポーズの時のエピソードはなんだか可愛いな。
ツァオがシェンをひっくり返して背に背負うリフトを披露していました。とにかくリフト関連がすごすぎます。変わった形のですスパイラルもあり。
アンコールは「Come What May」

安藤美姫 女子シングル優勝
安藤さんが優勝した時「これは絢香を呼ぶしかないな」と思ったんですが、同じことを思った人はたくさんいたようで……今回は生歌にあわせてです。曲はおなじみ「I believe」衣装は初めて見るスパンコールを散らした黒いもので、首の後ろをリボンで結ぶようになっています。おしゃれで素敵なデザインですね。
トリノオリンピックからは本当にいろいろありました。GPファイナルではいい位置につけたのにフリーで体調崩してしまったし、全日本では肩が外れてしまいました。それでもがんばったから今この金メダルがあるんですよね。本当におめでとう、そしてありがとう。
アンコールでは同じ絢香の生歌で「三日月」にあわせて即興で滑ってくれました。

フィナーレがちょっとしか映らなかったのがやっぱり残念。TOKIOの感想は省いてそっちをちゃんとやってほしかったです。

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世界選手権 アイスダンス フリーダンス

残るはフリーダンス。これ中継だったんですね。病院行ってたんで録画したおいたのを後で見ました。
ドムシャバとデロシェンの煽り映像作ってなかったんだろ〜な〜、フジは。まあこの二組が映ったんでよしとします。
実況は鈴木アナ。ポエムじゃなくて良かった(これ書くの何度目だろ)

渡辺心/木戸章之 日本
さあいよいよ現役最後のダンスです。曲はショパンの「幻想即興曲」衣装は紫と水色のお揃い。
気合いを入れて行きましょう。最初はストレートラインのリフトからローテーショナルへ移行。トゥイズルはベテランだけあって揃ってます。ステップの後もう一つローテーショナル。これはいいですね。ミッドラインのステップ、トゥイズル、概ね揃ってるかな。スピンの後は二つリフトが入りました。
演技後木戸君が涙ぐんでいます。長い間本当にお疲れ様でした。結果は十五位、2005年度より順位を一つあげることができました。

マリーフランス・デュブレイユ/パトリス・ローソン カナダ
四大陸の時と同じ衣装ですね。ローソンが黒い方(笑)曲はエッタ・ジェームズのAt Last!
情感たっぷりにスタート。最初のストレートのリフトがまず素晴らしいです。続くローテーショナルもとっても軽やか。しかも同じくらいの速度で逆の回転まで入れてきます。スピンも綺麗だし、トゥイズルが……あ、ちょっとずれた。残念。
ミッドラインの後は得意のローテーショナルがもう一つ。本当に素敵。最後はストレートからカーブへ移行するリフトです。うーん、大人の滑りでした。得点が100点を越えてます。素敵だったもんなあ。

タニス・ベルビン/ベンジャミン・アゴスト アメリカ
両者水色の衣装で登場。ベルビンはずっと茶髪なんですね、今回。「アメリ」
最初のトゥイズルでベルビンがちょっとよろけるミスが。カーブのリフトはベルビンがアゴストの膝の上で倒立します。ここはこういうリフトって珍しいですよね。サーキュラーステップの後はカーブリフトからローテーショナルリフトへ。アゴストさん片手で軽々とベルビンを振り回してます。支え方がなんかここって感じ。
さあそれからは高レベルのリフトと軽やかなステップ、そして締めはここの華やかさが最大限に生きるローテーショナルです。素晴らしいな〜。
減点が1つ入ってたんですがタイムオーバーしちゃったのかな。さすがにカナダは越えられませんでした。

イサベル・デロベル/オリヴィエ・ショーンフェルダー フランス
黒ずくめで登場。デロベルのヘアバンドがなんかそれっぽいな。曲は「アンタッチャブル」
最初はローテーショナルからですが、いいですね。動きがとてもいいです。ぐいぐい滑っていきます。ただやっぱりプログラム自体がちょっとなあ……。すいません。
フリーダンス自体のスコアはベルアゴよりいいんですね。

アルベナ・デンコワ/マキシム・スタビスキー ブルガリア
衣装はお馴染み白ずくめ。曲はモーツァルトのレクイエム。パオロとフランチェスカもこれで見納めです。
これが引退試合となる二人。やはり気合いが入りまくり。氷の上に出て来たところから雰囲気があります。最初のトゥイズルがちょっと乱れたかなと思いましたが、その次はいきなりダイナミックなリフトをばーんと見せて来ました。そこから後は息をつく暇も無い程ハイレベルな技の続出です。
こうなると本当に書くことが無い。盛大なスタオベも当然でしょう。マリパトのスコアを越えました。

オクサナ・ドムニナ/マキシム・シャバリン ロシア
衣装はお馴染みマタギ(違)とだったん人。曲はだったん人の踊りこのペアは本当にこの1年で急成長しましたね。すっかり綺麗になっちゃって。ところで女性の一本お下げは原作との関連なんでしょうか。メリルちゃんも同じ頭なんでなんか気になるんですよね。
最初はスピン、そしてステップへと続きます。ストレートのリフトの後で、ストレートからローテーショナルへ。これが実に見応えありました。トゥイズルも綺麗に揃ってるし。
曲がアップテンポになっていくに従って、二人の動きが白熱していくクライマックスも本当に素晴らしいです。ああ、いいものが見れた。
スコアはもうちょっとあってもいいんじゃないのかな。

まあそういうわけでデンスタが堂々の2連覇。マリパトは2年連続の銀メダル、ベルアゴが3年連続の銅メダルを獲得しました。表彰台が全部去年と一緒ってここだけですね。4位はデロシェン、5位はドムシャバです。来年はマリーさん達が優勝するのかな。いや、でもわかんないしねえ……。
今からJ-SPORTSで放映される時、藤森さんがどれくらい黙るのか興味津々だったり。
そして6位はヴァーモイ、7位はデヴィホワと四大陸の3位4位がやってくれました。どっちもシニアにあがったばかりですよ。末恐ろしいわ……。ホフノビは8位と終盤やや失速してしまったそうですが、来年はもっと頑張ってくれることでしょう。
ドムシャバ5位でホフノビが8位なので、ロシアは来年ぎりぎり3枠取れますね。3つ目の代表はどこになるのかな。
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世界選手権 ペアフリー&アイスダンスオリジナルダンス

昨日の女子フリーの興奮がなかなか冷めない私ですが、そのせいか今日は熱が上がってしまいました……。あはは、まあいいです。「安藤さんがクリーンな滑りで初優勝!」が叶いましたから、熱ぐらいどうってことないです。まあ今日はほとんど寝てましたが。
エキシビはビデオに録画して明日ゆっくり見ます。

<ペアフリー>
ポエムはいつになったら黙るということを憶えるんだろーなー。奴がクビになったら喜ぶ人は大勢いると思うんですが。
まあそれはさておき、ちょっと悲しい結果になってしまいましたね。今季限りの引退を表明しているペアが納得のいく滑りを見せられなかったりとか……。ロシアのペトティホ、ポーランドのシュデク夫妻は棄権してしまったし。最後にもう一度見たかったです。

張丹/張昊 中国
最初に流れる紹介映像がパン/トンのものでした。ったく……まあちゃんとお詫び入ってたからいいことにします。かなり呆れたけど。
衣装はお馴染みの白と赤。曲は「The Offspring of Dragons」です。
最初はソロの2A−3Tジャンプシークエンスなんですが、飛ぶタイミングがバラバラです……。おまけにハオはおてつき、ダンはすっぽぬけ。気を取りなおしてトリプルツイスト。これはこのペアだけあって文句無し。スロウの3サルコウも綺麗です。最初のリフトはキャリーが入りました。これはまあまあかな。ペアスピンを経てデススパイラル。GPFではここで珍しいミスが見られましたが今度は大丈夫。ダンが途中で体勢変えてますね。スロウの3ループの後は、ソロの3S。今度はちゃんとタイミングあいました。
その後はスパイラルとリフトを経て、ストレートラインのステップなんですが……明らかにスピード落ちてます。やっぱり体力配分失敗したな……。それでも頑張って最後のソロスピンとリフトをやってくれました。
パーフェクトな演技とは言い難いですね……スロウ、ツイストといった大技は問題無いのですが、それ以降がちょっと……。とはいえこの時点ではトップです。

井上怜奈/ジョン・ボルドウィン アメリカ
衣装は前と同じくジョンが水色のシャツに濃い青の上下、怜奈さんが水色のドレスです。曲はプッチーニのセレクション。ポエムがなんかしょーもないこと言ってたような気がしますが無視します。
さあ東京での最後の滑り。最初はソロの3トウループですが今回は珍しく怜奈さんが手をついてしまいました。続いてはダブルツイスト。うーん、やっぱりトリプルは間に合わなかったか。リフト、これは勢いがあります。デススパイラルも大丈夫。ソロスピンはさすがにいいですね。続いてはペアスピン。イナバウアーの体勢からリフトに入ります。そしてこの後は大技のスロウトリプルアクセルなんですがまた転倒……うう、この場で決めてくれることを願っていたのに〜。気を取りなおしてスパイラルの後、スロウ3ループに挑みますがこっちも転倒。その後のジャンプシークエンスも乱れ有りと、かなり悲しい感じの演技になってしまいました。
折角の、折角の怜奈さん達の最後の滑りが……何だか悲しい。せめて二人のパーフェクトを出してほしかったのに……。
今回で引退なんですよね、怜奈さん達。アルベールビルから長い間、本当に長い間お疲れ様でした。
でもジョンは再来年がアメリカなのでまだちょっと欲があるみたいです。一年間お休みして、もし戻って来たくなるようなら戻って来て下さい。その時は日本のフィギュアファンは皆大喜びで怜奈さん達を応援すると思いますよ。

アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ソルコビー 
衣装はお揃いの十字模様で、ソルコビーが黒。サフチェンコが白。曲はエンニオ・モリコーネの名曲「The Mission」この前見に行った映画「ホリデイ」にて、ジャック・ブラック演ずる作曲家マイルズが「言葉で説明のつかない名作。見るべし!」と断言した作品でありますが、このプログラムを見ているとそれも頷けます。いい曲ですよね、これ。
最初はスロウの3フリップ。スロウはサルコウ、トウループ、ループのいずれかを飛ぶ選手が殆どなので、フリップのこのペアは目を引きますね。相変わらず高いな〜。ところが次のソロの3Tジャンプでソルコビーがステップアウトしてしまいました。次の3ツイストは問題無し。キャリー入りリフトは相変わらず凝りまくりで素晴らしいですし、スパイラルもです。でもユーロの時よりちょっと動きが悪い気が。
イーグルからのリフト、そしてスロウの3S、これも高いな〜。文句無し。ただソロスピンにはズレがみられました。うーむ。
ステップアウトとソロスピンの乱れさえなければ、銀メダル取れたんじゃないのかなあ……。ユーロと同じレベルのが見られなかったのは残念ですが、次のシーズンに期待しましょう。

申雪/趙宏博
衣装はお馴染み青のグラデーションの上下とドレス。曲はタイスの瞑想曲
最初はソロの3T−2T、タイミングばっちり。更にイーグルからダブルアクセルも飛んで見せてくれます。リフトは軽やかにあがるのが素晴らしいですね。一つ一つの動きの繋ぎ目もとても滑らかです。デススパイラルを経てからのソロスピンはちょっと回転あってませんでした。後半に入る二つのスロウジャンプはどちらも高くて流れがあるし、スパイラルやペアスピンといった技も素晴らしいです。
これでしばらく見納めかと思うと淋しいですね。演技後ツァオがシェンの頬にキスしてましたが、報道によればこの時プロポーズしたそうです。確かにとてもロマンチックかも。末長くお幸せに。きっと中国で二人の両親も喜んでいるでしょう。

川口悠子/アレクサンダー・スミルノフ ロシア
ロシア大会の時と同じむら染めみたいな水色の衣装。曲は「ピアノ協奏曲」
SP4位といい位置につきました。最初はソロの3T−3Tシークエンスですが、最初のジャンプで体勢が崩れました。3ツイストはちょっとキャッチが危なっかかったかな。イーグルからダブルアクセル。リフトが二つ続きますが、二つ目ではポジションを変えて高得点を狙います。スロウの3Sは決まりました。デススパイラル、リフトを経てもう一つスロウジャンプ、今度は3ループ。これかなり着地危なくて転倒するかと思ったんですが、川口さんが踏ん張って根性で堪えました。ソロスピン…うーんこれは回転がバラバラだな。
スパイラルシークエンスを経てペアスピン。ここは逆回転が入ってます。
やっぱり組んだばかりの時間の短さが出ちゃった感じです。まだ一年のペアですしここまでできたら大健闘かなと(できたらこの位置をキープしてほしかったですが)何より川口さんがスロウで見せたあの精神力があれば、この先もっと伸びると思われます。今後とも応援したいですね。

クィン・パン/ジャン・トン 中国
衣装は昨シーズンと同じ黄色と黒とグレーの上下とドレス。曲は「オペラ座の怪人」
最初はダブルアクセルのシークエンス。続いてソロの3Tジャンプ。どっちもタイミングはばっちりです。3ツイストとスロウ3サルコウ、これも高い。四大陸の時よりも動きがいいですね。
曲調がスローになってからはソロスピン。回転あってますね。リフトは勢いがあります。ストレートラインステップはちょっと乱れましたが些細なものです。スパイラルもペアスピンも綺麗だし。
演技ごガッツポーズが見られました。ドイツのサフソルを抜いて2位に。

そういうわけでシェンツァオが格の違いを見せつけて優勝。2位はパントン、3位はサフソルですがめちゃめちゃ僅差。4位は全然映して貰えませんでしたが、ユーロ5位のウクライナのボロソシャー/モロゾフがランクイン。5位は脅威の追い上げで中国のジャンジャン。
表彰台、ユーロの時とは違って全員が同じぐらいの背丈でしたね。

<アイスダンス・オリジナルダンス>
オリジナルダンスは嬉しいことに実況がポエムじゃないです。まあ上位グループは全部映して欲しかったですけどね。
今回何度TV画面に向かって「で、ドムシャバとデロシェンは?」と突っ込んだかわかりません。

渡辺心/木戸章之 日本
衣装は木戸君が黒の上下、渡辺さんが黒のトップスに赤のスカートです。曲はタンゴ。
最初はダイアナゴルステップから、トゥイズルはまあまあ揃ってます。ストレートラインリフトでは木戸君が片足になりました。スピンも頑張ってますね。終盤ちょっともたつきましたががんがん行きます。締めはローテーショナルリフト。頑張りました!
そのおかげかPB更新です。

マリーフランス・デュブレイユ/パトリス・ローソン カナダ
衣装はローソンが白いシャツに黒のスーツ。デュブレイユが赤いドレスで髪をアップにしてます。曲は「パヤド・オラ」
最初のステップから動きが綺麗に揃っていて、「凄い」と思わせてくれます。ですが残念なことで途中でミスが。リフトは相変わらず軽やかで素晴らしいですね。途中ローソンが膝をついたりと、以前とは少し動きが変わってます。
とにかく軽やかさがいいんですよねここのダンスは。

アルベナ・デンコワ/マキシム・スタビスキー ブルガリア
衣装はスタビスキーが白のシャツに黒のジャケットとズボン。デンコワが花の飾りのついた黒のドレス。「Libertango
ユーロではスピンでミスをしてしまい、レベル1という悲しい結果に。そのせいか気合いが見えます。スピード感のある素晴らしいダンス。複雑に動いている筈なのにさーっと滑っていくところが凄い。ユーロではミスをしたスピンも今回はパーフェクトです。
とにかく勢いが素晴らしいですね。そしてノーミス。お客さんからスタオベも貰いました。

タニス・ベルビン/ベンジャミン・アゴスト アメリカ
衣装はアゴストが赤いタイに黒のスーツ。ベルビンは今回は赤いドレスです。四大陸の時よりスカートが短めなのはひっかけない為かしら。曲は「Concierto Para Quinteto」と「Oblivion
衣装トラブルで四大陸ではミスが出てしまった冒頭のステップとトゥイズルですが、今回はパーフェクト。リフトも素晴らしいしスピンも綺麗です。ローテーショナルもとっても素敵だったし。
オリジナルダンスだけなら2位につけました。

そういうわけでこの時点でデンスタがマリパトを抜いて1位に。2位はマリパト、3位はベルアゴ、4位はドムシャバ、5位はデロシェンです。

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世界選手権 女子フリー見終わりました

たった今見終わりました。すごい興奮してます。
まずは叫ばせて。

安藤さん初優勝おめでとう! やったあああ!
真央ちゃんも胸張っていいよ。銀メダル!


中野さんも5位、これはエキシビで滑りますよね、ね、ね。
四大陸、世界ジュニアと少し悲しい結果を見てきましたが、ここに来てくれて皆本当に頑張ってくれました。とっても嬉しいです。まさか本当に勝っちゃうなんて!
安藤さんが優勝した時感動で涙ぐんでしまいました(滑ってる時は私が緊張しすぎで感動してる余裕が無かった。明日じっくり見直します)
安藤さん本当におめでとう。トリノ五輪以降ブスとか勘違いとかひどいことをいっぱい言われて、でもそれに耐えて持ち直して……。
安藤さんも真央ちゃんも中野さんも、高橋君も織田君も、たくさんの感動を本当にありがとう!

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なんか納得行かないなあ

咳が止まってくれなくて寝不足です……う〜しんどい。今日は女子のフリーがあるのに……。いや見ますよ、根性で。皆を応援するんだから!
女子でも誰かベルントソン君に続くかもしれないし! イタリアのマルシェイとかフィンランドのコルピとか。

ま〜それはさておき、さっきフジTVつけたらワイドショーでフィギュアの話してました。で、その放送が例によって突っ込みどころ多かったです。

「イタリアのコストナーはノーマーク」
フィギュアファンは皆彼女に最初から注目してます! ヨーロッパ選手権の金メダリスト、3−3と3−3−2のコンビネーション持ちをあんたらは何だと思ってんですか!
なんかすっごい腹立ちました。トリノ五輪から見出した私がこんなこと言ったら、古参のファンの方に怒られそうですが。

後どうしようもなく腹立ったのが、ことあるごとにキム・ユナの痛めた腰のことを話に出したことです。確かに彼女は腰を痛めています。でもGPファイナルの時、腰をぐるぐるとテーピングしていながらも、素晴らしい演技で優勝しました。その精神力を忘れてはいけません。そう簡単に崩れる選手ではないと思います。
もちろん、リンクの上では何が起きるかわかりません。私が見た限りユナは今期抜群の安定感を持っています。ですが同じく安定感高しと見ていたアメリカのライサチェクがフリーでミスをするなど、番狂わせが起きる可能性は常にあります。
ただそれはあくまで番狂わせであって、痛めた腰による不調が出る可能性が高いみたいな言い方は止めて欲しかったです。もう、見ていて心底腹が立ちました。

あ〜、フリーをJ-SPORTSが中継してくれていて良かった。小林千鶴アナなら絶対余計なこと言わないでしょうから。解説がちと聞き取りにくいのが難ですが。やっぱりJ-SPORTS最高です。

私が見るところでは、現在メダル争いは上位五人に絞られたかなという感じです。6位のヒューズ、7位の中野選手はコンビが3−2までなので、上位陣総崩れにでもならない限りメダルは厳しいでしょう(ま〜、フィギュアは何が起きるかわかりませんが……男子フリー、第3グループであそこまで転倒者が出るなんて思ってませんでしたし、バトルの大崩れも予想外でした)

キム・ユナ 今期抜群の安定感があるし、冬季アジア大会や四大陸などを欠場してもこれに備えて来たことを考えると、意気込みも凄い筈。大技は無いけれど丁寧な滑りだし演技力もあるし、ミスがなければ優勝するでしょう。滑走順も三番目と恵まれています(トリノで荒川さんが優勝した時と同じ)
安藤美姫 一発逆転の大技を含んだ演技に成功すれば、優勝できると思います。ですがネックは肩の負傷。SPでもかなり辛いんじゃないかと思われました。最終滑走という滑走順もちょっとアレだしなあ。バトルみたいなことにならないといいんですが。高橋君とモロゾフコーチが力を分けてあげてほしい……。一番表彰台に乗ってほしいです。
カロリーナ・コストナー 案外一番優勝に近いかもしれません。今期の前半を怪我で棒に振りましたが、ユーロでは素晴らしい演技でした。3−3−2が決まれば表彰台は固いのでは。ただフリーのプログラムは日本人受けしないと思います(日本人は外国人がこの手のプログラムをやると拒否反応を示す)コストナー自身の個性も芸者というよりおきゃんな町娘という感じだし。同じ「SAYURI」でも、フィンランドのポイキオとかならまた違うと思うんですが。まあ、これはスコアには影響しないでしょうからいいか。
キミー・マイズナー 今期は曲があってない感じがします。大技に挑むかどうかで勝敗がわかれそう。とはいえアメリカの選手にしては当たり外れの幅が小さいので、ミスが出ても最小限でしょうね。ただ演技力という点ではユナの方が上を行ってると思います。
浅田真央 SPで出遅れたのが痛いですね。パーフェクトが出れば逆転不可能とまでは言いませんが、マイズナーやユナが普通に滑ってるだけで加点が取れる選手であることを考えるとやはり厳しい気がします。あまり気張らないで、素直な気持ちで滑ってほしいです。

今回の一番の不満点。なんでJSUは全日本以降浅田真央選手を試合に出さなかったんでしょうね? 私は出しておくべきだったと思うんですが。
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