欧米文化に浸かってます

好きな海外作品のことや、スイーツ作りのことなどを。
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切り絵アニメ映画「ファンタスティック・プラネット」

ファンタスティック・プラネット
ファンタスティック・プラネット

以前BSでやっていた映画です。番宣を見て、なんとなく気になったのでその場で予約録画しました。

見た結果、なかなかの拾い物でした。私が生まれる前の映画ですが、今見てもあまり古さというものは感じられません。むしろ今の映画よりも、表現などの面に置いてはやや勝っているのではないかとすら思わされました。
もっとも優れているのは、作品の中で繰り広げられる独創性のある不思議な生き物と惑星の様子。かなり不気味でややグロさも感じますが、巷に氾濫している「正統派ファンタジー」などと銘打たれたアニメやゲームに比べると、ずっとファンタジーさを感じます。
(その手の作品が嫌いなわけではないのですが、「正当派ファンタジー」とそういうのを持ち上げられ、こういうのを落とされてしまうと「それは違うだろう」とどうしても言いたくなります。ファンタジーには何よりも幻想性が欲しいので)
半面、シナリオに関してはやや弱く、ラストの落ちは結構強引な気もしました。ですが、トータルで見るとレベルの高い作品だと思います。

絵柄が先にも言いましたが不気味さを感じさせるもので、人間なども結構リアル系の絵です。また、人が虫のように踏み殺されるなどエグいシーンがある為、子供には向かないでしょう。ですが、ファンタジーを求める大人の人には一度見てほしい作品です。
映画感想 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

全日本選手権 女子フリー

女子のフリーです。相変わらずあれこれ入ってますんで、今回は追っかけ再生モードで鑑賞(説明書読んだらうちのレコーダーにもちゃんとこの機能あった)

例によってまーた煽りやら何やらが入りますがまあいいです。アイスダンスの二人はダイジェストじゃなく、全部をやってくれても良かったんじゃないですかフジTV。ゴールデンタイムにダンスをやることで、視聴者のダンスへの興味も上がるかもしれないし、未来のフィギュアスケーターを夢見る子達の中に「この競技をやりたい!」って子が出て来るかもしれないじゃないですか。きっとアイスダンスの逸材だってどっかに眠ってると思うんですよ。
ショートのダイジェスト、四位の恩田選手をカットしたのは許せん。

ちなみに噂の実況を聞いたうちの母「気持ち悪い声だね」と言っておりました。そーです、気持ち悪いんです。自己陶酔が限りなく入ってて。あれが許されるのは佐久間学だけですよ(のだめカンタービレに出て来る評論家)

武田奈也
おお、いきなり奈也ちゃんです。全日本の時と同じオレンジの肩紐ドレスですね。曲はTango Jealousie
最初の3ループが綺麗です。でも次のフリップはすっぽぬけ……うーん、やっぱりまだ演技の確実性に難がありますね。ジャンプがもっと綺麗に決まってくるようになったらなあ……。スピンとスパイラルはとても綺麗なんですけどね。
それ以降は目立ったミスもなく、長い手足を生かして存分に滑ってくれました。パーソナルベスト更新です。

太田由希奈
曲は「ファイヤーダンス」ズコウスキー選手も使ってましたね。衣装は曲にあわせて、オレンジに赤を重ねたドレスです。裾が炎っぽい。お洒落。
ルッツはちょっと着地で踏ん張ってしまった感じでした。やっぱり姿勢は綺麗です。コンビネーションも概ね決めて来ました。途中のイナバウアーの姿勢がいいです。
終盤になってちょっとスタミナが切れてきたかな? 2−2コンビは3−2を予定していたんじゃないかと思いますが……。ステップやスパイラルはどれも本当に綺麗で、指先にまで神経が行き届いているのがわかります。
最後の最後でジャンプを転倒……惜しかった。スコアもそんなに伸びず、残念です。でも太田さんは滑りきれたことに満足そうでした。

澤田亜紀
お馴染みのブルーの衣装。曲はPaint It Black
中盤のルッツがすっぽぬけてダブルになってしまったのを除けば、目立ったミスは無かったです。踏ん張り気味や軸が斜めになったジャンプもありましたが、演技としては今シーズン1番のできだと思いました。スパイラルも足がよく上がってましたし。
終盤のアクセルのシークエンスはなんか亜紀ちゃんぽくていいなあ。パーソナルベストを更新しました。

恩田美栄
最終滑走グループのトップは恩田選手。こちらはレッド・バイオリンで赤ドレスです。
ううーん、惜しいなあ。中盤のスパイラルシークエンスの後の3ループジャンプがとても綺麗だっただけに、その後のルッツがすっぽぬけてシングルになったのが惜しまれます。他にも着地が微妙なジャンプが幾つかありました。
演技後落ち込んだ表情を見せていました。

中野友加里
ピンクの衣装に、プロコフィエフのシンデレラ。さあ、今日こそは完成形が見られるか? と楽しみにしていました。
最初にいきなり飛んで来たのは大技トリプルアクセル。またまた勝負に出ました、中野さん。しかもここで転倒。見ているこっちがちょっと呆然としてしまいましたが、この後が凄かったです。
転倒なんてまるで無かったかのように、演技続行。今までは中盤のジャンプがすっぽぬけてダブルになりがちでしたが、今回はきっちりトリプルを決めて来ます。表情も柔らかいし、得意のスピンも早くて見応えあります。おお、いいぞいいぞ。最初に転倒こそあったけれど、今シーズン1番の演技なのではないでしょうか?
終盤のスパイラルの時はとても可愛かったです。最後のダブルアクセルも綺麗に決まって、当然のごとくパーソナルベストを更新しました。転倒はあったけれどいい演技でした。それにしても凄いモチベーションの高さだ……。

浅田真央
金の飾りのついた赤い衣装で、曲は「チャルダッシュ」です。この前、昔買ったCDを何気なく引っ張り出して聞いていたら、最後にこれが入ってたんでびっくりしました。
最初は大技のステップからのトリプルアクセルなんですが……決まった! NHK杯ではステップアウトしてしまったんですが、今回は着地も文句無しです。次のコンビネーションはループがダブルになってしまいましたが、些細なミスです。後はもうパーフェクトとしか言いようのない演技を決めてくれました。ジャンプも高いしスパイラルもステップも綺麗です。
演技後ガッツポーズ、お客さん総立ちで拍手。そして浅田真央選手は涙ぐんでました。きっと凄いプレッシャーとかあったんだろうなあ……。自分自身との戦いに勝てたんですね。
スコア211……国内とはいえとんでもないスコアです。

村主章枝
ショート5位と出遅れてしまった村主さん。お馴染みの紫とオレンジの衣装に「魂の歌」です。
最初のうちは調子良く滑っていた感じだったのですが、途中のフリップジャンプは明らかに回転が足りていません。着地も妙でした(シークエンスではなくコンビを予定していた筈)その後のダブルアクセルの後のサルコウも変でした。回転が足りない上に、どうもエッジを引っ掛けたんじゃないかと……。明らかに戸惑った感じでした。
どうもサルコウの失敗でタイミングがズレたのか、終盤は音楽とあってない感じがしてしまいました。ご本人の元気もちょっとなかったような気も……。
それがわかっていたんでしょうね。得点待ちの間も能面のように表情が無くなっちゃってて、見ていてちょっと居たたまれなくなりました。

安藤美姫
黒と銀の衣装に、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。メイクはもうちょっと何とかならないかなあ……あんまりきついメイクじゃない方が、安藤さんは可愛いと思うのですが。
今度こそちょっとは安心して見ていられるかなと思っていたら、とんでもないアクシデントが待っていました。最初の大技3ルッツ−3ループはループの着氷があれだったものの成功。次の3サルコウも無難に決まり(ここ、実況の野郎ぜーったい4回転を入れてくると思ってたんだろうなあ……声が明らかに失望してた感じでなんかムカついた)その次のフリップジャンプは高さがあっていい感じ。
スパイラルは足が高くあがってとても綺麗。コンビネーションも決めて「よしよし、この分なら大丈夫そうだな」と思った矢先に3フリップで転倒してしまいました。一瞬倒れ込む安藤さん。不安になる私。起き上がって演技続行する安藤さんですが、様子が変です。ダブルアクセルを飛び、スピンの後で演技が止まって棒立ちになってしまいました。強ばる表情。ヤバい! さっきのでどこか痛めたか!?
ここで解説「実は昨日のショートで肩が外れてしまってたんですね」ええ〜そんなの聞いてないよ(当り前)というかグランプリファイナルに続き、何だってこう立て続けに不運に見舞われるのか……。
一瞬「このまま棄権!?」と考えてしまいましたが、安藤さんは演技続行です。次の要素は腕を激しく動かすストレートラインステップシークエンス……肩が外れているということは凄まじい痛みがあるはず。場内からは安藤さんを応援するべく、励ましの手拍子が(録画にも関わらず、TVの前で「頑張れ、頑張れ、後少しだ!」と言っちゃった私)そして安藤さんはやりました! 最後まで滑りきりました!
いやもう本当に良く頑張ってくれました。浅田真央選手が完璧な演技を決めて、化け物のようなスコアを叩き出したのは素晴らしかったのですが、今回の感動大賞は安藤さんにあげたいと思います。

浅田舞
あれ、白鳥の白い衣装じゃないんですね。今回は白いアクセントの入った黒い衣装でした。曲は同じ「白鳥の湖」
これだけ波乱に満ちた大会で、最後で滑るのってかなりしんどいんじゃないかと思いますが……なんか表情固い気がします。
それにしてもバカ実況……今から滑るのは「浅田舞」選手で「安藤舞」選手じゃないぞ。選手の名前ぐらいちゃんとコールしろ。これがNHKなら大量に抗議くらって番組後にお詫びが入るんですが、民放なので何もありません。面白くない。
最初のルッツジャンプは問題なかったんですが、次のフリップジャンプは両手をついてしまいました。明らかにどっかにひっかけたんじゃないかという気がします。そして続くループがすっぽぬけてシングルに……これはきつい。
ストレートラインステップは軽やかで可愛らしいです。やっぱり白い衣装が良かったかも。
スコアが伸びず、8位という結果に終わっちゃったのはちょっと残念でしたね。でも、今の女子シングルはいい選手がごろごろしてるからなあ……。

優勝は浅田真央、2位は安藤さん、3位は中野さん、4位は村主さん、5位は恩田さん、6位は澤田さん。
トップ3は世界選手権に、続く4〜6位は四大陸に出ることになります。

最後は世界選手権の代表発表で終わりました。ダンスは渡辺/木戸ペア、男子は高橋君と織田君。女子は浅田真央、安藤さん、中野さん。
色々波乱もあったけれど、世界選手権に出るのにふさわしい顔ぶれが揃ったと思ってます。本当に凄い大会でした。

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全日本選手権 男子フリー

今年の日本男子は本当に熱いです。

残念ながら放映されたのは最終グループの6人のみ。できれば柴田君と無良君の演技を見たかったところですが……BSで追加されないかな。全日本ジュニアの時のように。
それにしても無良君は、13位だったのにここまで順位をあげたのは凄いですね。

神崎範之
曲は高橋君と同じ「オペラ座の怪人」衣装は薄手のゆったりめの白いシャツ(袖のところだけ黒いグラデになってる)に、黒いズボンです。
最初はトリプルアクセル−2トウループのコンビ。高いし綺麗です。ですが次の3アクセルで手をついてしまいました。めげずに次のループジャンプを飛びます。曲調が柔らかく変化し、ステップに。情感があっていいですね。高橋君のオペラ座もいいけど、神崎君のもいいなあ。
続くジャンプも最後のを除けばどれも良かったです(最後のだけはちょっと着氷がやばかった)全体的に雰囲気のある演技でしたね。

中庭健介
衣装は前と同じ濃青→黒のグラデーション衣装。曲は「Slow Dancing in the Big City」となっています。調べてみたところ、どうも「ふたりでスロー・ダンスを」という映画の曲っぽいです。何だか意味深な選曲に取れるのは気のせいですか?
最初に4回転からのコンビを持ってきましたが、最初の4回転がステップアウト。続く3アクセルもミスってしまいました。次のルッツジャンプは問題無し。演技の山場に入りましたが、情感こもってますね。何だか可愛いです。可愛いという表現自体が変な気がしますが。
終盤でフリップが一つすっぽぬけてダブルになり、ラストのサルコウはお手つきになってしまいましたが、パーソナルベストを更新しました。良く頑張ってくれました。

南里康晴
調子のあがってきたらしい南里選手。衣装は前と同じで片手だけ赤いのが目立ちます。正直あまり似合ってないかも。曲はカルメンで、こちらはぴったり。
アクセルからの3−3コンビが綺麗に決まりました。その後もトリプルジャンプを二つ入れています。ステップは曲調にぴったりあってて文句無し。その後は2種類のコンビネーションジャンプにも成功。
終盤すこーしだけ元気が無かったような気もしましたが、渾身の演技を見せてくれました。決めるぜ! って感じでした。かっこいいぞ。当然PB更新です。

織田信成
なんででしょうねえ……今回、リンクに入った織田君の表情を見た時、瞬間的に「うわ、ヤバい。なんだかわかんないけどヤバい。物凄く嫌な予感がする」って思ったんですよね。なんだろうあれ……女の直感って奴? ここのところ、当たって欲しくない奴ばっかり当たるなあ。
衣装は前回と同じ濃紫の一体型で、曲はチャイコフスキーの交響曲第4番
3アクセルからの3連続コンビからスタートですが、最後のジャンプはちょっと着氷が乱れてしまいました。とにかくもう激烈に嫌な予感(あ、結果は知らない状態で見てました)がしていたのではらはらしながら見守る私。次のループジャンプは高くていいジャンプ。得意のスピンはやっぱり早くて綺麗です。
問題はその後、中盤にさしかかったところの3アクセルで転倒してしまいました。その後の織田君の滑りがねえ……なんか急にスピードが上がった感じで。いや、大崩れとかしなくて良かったですけど。なんというかもう、全身全霊で悔しい悔しいって叫んでるみたいで……見ながらちょっと涙ぐんでしまいました。
その後の迫真の演技は凄いとしかいいようがなかったです。最後のダブルアクセルは軸が危なっかしかったですが大丈夫でした。転倒さえなければ……。
スコアがこの時点で1位だったのでちょっとほっとしました。

小塚崇彦
衣装は黒地にブルーの模様。小塚君の衣装って、ショートもフリーも似たような感じですね。曲はショパンのピアノ協奏曲第2番
右足を痛めている小塚君。今回は最初のトリプルアクセルがまずステップアウトしてしまいました。今シーズンはなんかこの最初のジャンプで苦労しているような気が……。次の3−3コンビは何とか決められました。それにしてもここのところ、カメラアングルがえらく見にくかったです。
やはり右足の不調が響いていたのか、その後もおてつきやすっぽぬけとミスを連発。終盤では転倒もしてしまいました。これは辛い。それでも頑張って、最後の3−2−2のコンビは決めました。
解説によれば「あせりがあったのかもしれない」とのこと。小塚君本人も、演技後ちょっと落ち込んだ様子を見せていました。

高橋大輔
NHK杯と同じ最終滑走。今期は高橋君に取って、最終滑走はラッキーナンバーなのかもしれませんね。リンクに入る表情が落ち着いていて一安心(いや、グランプリファイナルのことがありましたから……あれは高橋君のせいじゃないですが)
お馴染みの「オペラ座の怪人」です。
当然のことのように4回転を最初に持ってきました。高くて綺麗なジャンプです。次の3アクセルも、そして3アクセルからのコンビも文句なし。
スピンの後は得意のステップです。うーん、今までで一番調子良さそうかも。日本の水がやっぱり良かったのかしら。グランプリファイナルの時の不調が嘘みたいです。後半の連続ジャンプもがんがん決めて、快調な演技を見せてくれました。
これは素晴らしいですね。文句なしのぶっちぎりです。当然のことながらお客さんはスタンディングオベーションです。

結果は高橋君が優勝、織田君が2位、南里君が3位、神崎君が4位、中庭君が5位、小塚君が6位、柴田君が7位、無良君が8位です。

織田君のミスと、小塚君の不調がちょっとばかり残念なんですが……大変白熱した戦いでした。
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全日本選手権 女子SP

女子です。男子の倍以上の時間が当てられてます……。それは下位の選手をじっくりやるということではなくて、いらない煽り映像が大量にあるということです……。

それにしても、噂のポエムは聞きしに勝る破壊力でした……なんですかあれ。放映中何回実況に向かって喚いたか自分でも憶えてません(←大人気ない)というか、声からして何だか気色悪くないですか。自己陶酔の香りが漂ってきます。

しかしなあ……最初の三十分が丸々どーでもいい煽り映像ってのはないんじゃないのかフジTV。すんごく虚しい気分になったぞ。この部分で評価できるのは、アイスダンスの渡辺/木戸組のオリジナルダンスを流してくれたことだけってのはなあ……。もう、最初の三十分全部アイスダンスでも良かったよ、私は。

愚痴っていても始まらないので、演技の回想いきましょう。

澤田亜紀
トップバッターは澤田選手。実況の「春も夏も、亜紀はいつでも元気です」という下らないコメントに、リンクの気温が十度は下がったような気がします。
衣装は前と同じ紫の模様の入った濃い青のワンショルダー。曲はBlues in the Night
最初のコンビネーションは文句無し。ですが次のステップからのフリップジャンプでステップアウトしてしまいました。スピンでもよろめいて見ているこっちがひやひや。
最後のダブルアクセルは綺麗に決まって文句なし。全体的にのびのびしていて、澤田選手らしくて良かったと思います。

安藤美姫
グランプリ・ファイナル、突然の体調不良で心配していた安藤さんです。同じの青い衣装。今日は髪をまとめたバックルの位置がちょっと違うかな。曲はシェエラザード
最初の大技3ルッツ−3ループが綺麗に決まってくれてまずは一安心です。ああ、なんでこんなに緊張してるんだろう私。ステップからのフリップジャンプもダブルアクセルも文句無し。勢いに乗せてスピード感のあるステップとスピンも披露。
いや〜、良かった良かった。でも、ファイナルもショートは良かったからまだ安心とはいえないか。とはいえ、パーソナルベスト更新です。

武田奈也
来ました、奈也ちゃんです。それにしても、煽りの時にグラマラススカイはかけなくてもいいんじゃないかなあ……名前の字だって違うんだし。
解説によれば身長がまた伸びたらしくて、今では170あるらしいです。憧れは荒川静香選手だそうですが、体型が似ているので私としてもあんな感じになってほしいです。腕と脚がいいです。
衣装は白のレースキャミに黒パンツ。胸元に羽根のふわふわコサージュがついてます。曲はミッドナイトガーデン。白鳥の湖の現代風アレンジです。
やっぱりあの体型だとスピンやスパイラルがとても映えますね。残念なのは最後のフリップジャンプがすっぽぬけてダブルになってしまったこと。トリプルが確実に飛べるようになれば、もっと上を狙えると思うんですが……。

浅田真央
ピンクの桜衣装に、ショパンのノクターンです。
やっぱりなんだかんだ言ってジャンプが綺麗ですね。ステップ、スピン、スパイラルといった技も文句なしです。特に最初のルッツジャンプが本当に綺麗でした。
それにしても実況うるさいなあ。もうこいつの口を縫っちゃったらいいんじゃないでしょうか。
またまたパーソナルベストを更新。

恩田美栄
日本がグランプリシリーズで6大会連続でメダルを取れたのは、恩田選手のおかげだと思う今日この頃です。
衣装は今までと同じブルーのドレスですが、曲が変わりました。正直変えて良かったんじゃないかと……前の「春の海」って、どえらく滑りにくそうだったし。今回の曲はLove Danceです。
最初のコンビネーションは3−2、綺麗に決めて来ました。次のフリップジャンプもダブルアクセルも決まった! これはいいです。スパイラルもとっても綺麗。カナダ大会→ロシア大会→全日本と、明らかに調子があがってきてますね。感動もんです。
PBを更新しましたが、滑り終えた恩田さんは何だか不満そうでした。

村本小月
全日本ジュニア3位の村本選手。世界ジュニアに武田選手や水津選手と一緒に行くことが決定しています。
衣装は紫のオフショルダードレスで、胸元に大きく模様が入ってます。曲は去年村主選手がエキシで使っていた「キダム」
ジャンプは問題無く決まりましたが、ステップ中によろめいて手をついてしまいました。うーん残念。ちょっと緊張していたようで、演技も固かったようですし……やっぱりジュニアの選手からすると、シニアの選手に混じって演技をするというのはプレッシャーなんでしょうか。

太田由希奈
地区予選から勝ち抜いて全日本に出場を決めた太田選手。私は夏のアイスショー放映で初めて見ましたが、いいですね。姿勢が物凄く綺麗です。
曲は「白鳥の湖」衣装はそれになぞらえてかブラック・スワンです。
うーんやっぱり太田選手の演技は、反った身体のラインの美しさに尽きると思います。ぴーんと反り返った背や、弧を描く肩から指先までの曲線がそれだけで本当に絵になるんですよね。
ジャンプも全て問題無く決めました。スコアはもうちょっとあっても良かったかも。
「傷ついた白鳥は馴染みの湖で翼を広げ……」あのなあ実況。今年最後の不燃ゴミの回収は終わっちゃったんだよなあ。

浅田舞
今回の目標は妹と一緒に最終滑走グループに入ること。衣装は赤いアクセントの入った黒のレースドレス。曲はLibertango
スピンにちょっとぶれが入ったような印象を受けましたが、大きなミスはありませんでした。ジャンプもどれも問題無し。
妹と一緒に最終滑走グループに残れました。良かったですね。

中野友加里
お馴染みの紫の衣装に、「SAYURI」です。今期のこのプログラムは凄くいいですね。中野さんにぴったりだと思います。中野さんって京女って感じの見た目ですし。
「友加里がさゆりになります」とかいう意味不明の実況……誰かこいつを夜の海に捨ててきてくれませんか。
演技はさすが! 最初の3ルッツからのコンビネーションも、続くステップからのトリプルフリップも今回は決めました! 得意のスピンはどれも早いですし、滑りに勢いがあります。表情も柔らかいですし。
やっぱり気合いを入れなおしましたね。締めは得意のドーナツスピン。これも早い。
パーソナルベスト更新です。

村主章枝
トリはベテランにして前回優勝の村主選手。こちらも黒のオレンジアクセントドレスに、ボレロです。
今回は……惜しいっ! 二つめのフリップジャンプが回転不足になってしまっていました(私でも変だとわかった)他はミスらしいミスは無かったんですが、GPファイナルのアイスダンスの時と同じで、これだけハイレベルな戦いになっちゃうと小さなミスでも足を引っ張られることになってしまいます。
結果はショートが終わってまさかの5位。フリーは今日以上の熾烈な戦いになりそうです。
インタビューを見た感じだと、村主さんが一番気になるのはお客さんの反応なのかな。頑張れその意気だ。

結果は1位が浅田真央、2位が安藤さん、3位が中野さん、4位が恩田さん、5位が村主さん、6位が浅田舞、7位が太田さん、8位が澤田さん、9位が武田さん、10位が水津さん。
奈也ちゃんには頑張ってほしいけど、上がこれだけレベル高いと抜くのは難しそうだなあ……。明日は順位のことは考えず、自分なりの滑りを見せてね。
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全日本選手権 男子SP

さて、全日本選手権です。まずは男子のショートプログラムから。時間が短いのがちとアレですが、さくさくいきましょう。
解説はお馴染みの本田君です。本田君の解説は好きなので大歓迎です。

それにしても画面左上の「全日本選手権男子ショートプログラム」というロゴが何だか邪魔ですね〜。何の競技かぐらいわかってんですし、ロゴはいらないんじゃないですか。


神崎範之
この選手は初めて見ますね(私のフィギュア暦は浅い)曲はラヴェルの「ボレロ」今期は村主さんでお馴染みの曲です。衣装は金の飾りのついた白のゆったりめチュニックシャツに、黒いズボン。
トリプルアクセルから来ましたが、これがとても綺麗に入ってますね。コンビネーションは3T−3T、もう一つのジャンプは3ルッツです。全体的にとても安定していて、滑らかで綺麗なスケーティングでした。うーん、最初からいいものを見せて貰っちゃいました。

高橋大輔
お次はいきなり高橋君です。衣装はもうお馴染みのブルーひらひら、曲はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です。今期はクラシック、売り時かもなあ……のだめもヒットしたし、フィギュアの視聴率も取れてるみたいだし。それにしても情熱のプリンスオブニッポン……恥ずかしいだろそれ。
グランプリファイナルの後で吐いたとか報道されてて凄く心配してたんですが、杞憂だったようでほっとしました。3−3のコンビネーションも3アクセルも3ルッツも、どれも高くて綺麗です。ステップも乗ってますし。本田君曰く「演技が固い気がする」とのことですが、私にはわかりませんでした。

小塚崇彦
期待の若手小塚君です。衣装は黒に紫模様のトレウェア柄(やめい)曲はサラバンド
最初のトリプルアクセルで転倒してしまいました。あらら……コンビネーションは3−3を予定してたと思われるんですが、3−2。咄嗟に安全策を取ったのかな? 膝を使ったステップは今回も快調そうです。ステップからのルッツジャンプは決まりました。締めは得意の高速スピンです。
演技後ちょっと残念そうでした。公式練習で右足首を痛めてしまったそうです。明日(っていうか、今日か)のフリーは大丈夫でしょうか。

中庭健介
遅咲きのミスター四回転とかいう煽り文句はどうにかならんのでしょうか。それはさておき、今回最年長の中庭選手です。
衣装は中国大会の時と同じ、トップスに赤い模様の入った黒い上下です。曲はアランフェス
最初は3−3のトウループのコンビネーション……うーん、これは最初からコンビを予定していたのかな? ちょっと無理に飛んだように見えましたが……。次のアクセルジャンプは両手でタッチダウンです。
苦しいかな? と思われましたが最後まで気迫で滑りきってくれました。最後のジャンプは綺麗に決まってましたし。

織田信成
笑顔で登場した織田君ですが、解説曰く「固い」そうです。衣装は白襟とカフスのついた黒上下、曲はお馴染みのFly Me to the Moon
確かにちょっと固いかもなあ……最後のジャンプの軸が私の目で見ても「あれれ?」と思ってしまうくらいぶれちゃってました。それでもきっちり3−3コンビと3アクセルを飛びましたが。でも最後のフリップジャンプは本当によくこらえたなという感じでした。
スピンはさすが織田君と言った感じで綺麗です。

町田樹
今回の全日本ジュニアチャンプの町田君。高橋君に憧れて同じ高校へ進学し、夏はアメリカ留学も体験したというチャレンジャーです。一つ下の無良君とは、ジュニア世代で高橋君と織田君のごとく争ってるそうです。
衣装はシルバーの上下。曲はPush the Limits……これかな?
最初のコンビは3ルッツ−2トウループ。ちょっとバランスがやばかったかな。でもよく堪えました。残りのジャンプは3フリップと2アクセル。ステップはいい感じです。
どうにも表情がちょっと固かったですね。憧れの高橋君と同じリンクで滑れるということで緊張しすぎちゃったのかも。

南里康晴
衣装は以前と同じフリルカラーの赤シャツに黒のベストとズボン。曲は二つのギターです。
グランプリシリーズの成績はちょっとぱっとしなかった南里君ですが、今回は気迫のこもった渾身の滑りを彼も見せてくれました。うーむ今期の日本男子は本当に熱いなあ。
ちょっとだけコンビの着氷がやばかったような気がしましたが、他は取り立ててミスも無し。パーソナルベストを大きく更新して、この時点で三位につけました。

結果は高橋君が1位、織田君が2位、南里君が3位、神崎君が4位、小塚君が5位、中庭君が6位、町田君が7位でした。

ビールマンの得意な柴田君は11位に入りました。そしてちょっとびっくりしたのですが、トップ12に無良君が入っていない!? これはかなり意外でした。大崩れしちゃったのかしら。
さて、フリーが終わるまで勝負は気が抜けません。みんな頑張れ!
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デスパレートな妻たち 終わりなき戦い

Desperate Housewives
Desperate Housewives
Original TV Soundtrack

この前「スモールヴィル」を見ていたら、ジョン役の俳優さんが悪役で出てました。でも悪役だけど、正直なところジョンをやっていた時よりも良かったかもなあ、と思ってしまいました。父を殺された恨みでチェーンキラーになった少年と、不倫のあげく年上の女性に溺れ、ヒモ志願者になるんだったら前者の方が見るイメージとしてはいいかなあと……。
そういやジョンはあのままあの家の人とつきあってんでしょうか? ずっと出て来ないんで存在を忘れかけてましたよ。
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いよいよ全日本

明日から全日本選手権が始まります。ここで来年の世界選手権の代表が決まります。
(既に高橋君、浅田真央の2名はグランプリ・ファイナルの結果により内定)

残るは男子が1枠、女子が2枠ですね。男子のもう一人は余程のことがない限り織田君になると思いますが、気を抜かないでNHK杯に負けない最高の滑りを見せてほしいです。
女子は村主さん、安藤さん、中野さんのうちの誰か二人になりそうですが、誰が勝つかまではちょっと読めませんね。今期のGPシリーズを見るとちょっと中野さんは不調っぽい感じがしますが、中野さんって物凄くしっかりしてる印象があるんですよ。すぐ「次へ!」と考えていそうというか……。ファイナルが駄目だった時点で、全日本に焦点を当てて気合い入れなおしてるのは間違いないと思います。
安藤さんの体調も気掛かりだったんですが、今日練習で四回転ジャンプを決めたというニュースが入って来ました。ということは体調は大丈夫なのかな。少しほっとしました。とはいえ、勝負に出るつもりだということはやっぱり気が抜けないかも……。

織田君頑張れ。頑張って世界選手権の代表を勝ち取って、高橋君と二人で男子を三枠に増やすんだ!

そしてジュニアから参戦の奈也ちゃん……頑張ってね、応援してるよ。
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宣伝 ミラクルサマナー キュイ

ミラクルサマナー

ゲームオンで、「ミラクルサマナー キュイ」というオンラインゲームが開発中のようです。無料でプレイできるタイプのゲームですね(ダウンロードは必要です。アクセスしたらすぐ遊べるタイプではありません)

公式サイト

現在はまだ開発中のようで、登録(プレイするには登録が必要。お金はかかりません)はできないようですね。テストプレイの最中のようです。
色々な人がテストプレイをすれば、それだけゲームの完成度も上がりますしね。作り手と受け手の距離が近いウェブならではと言えますね。

キャラの絵柄はなかなか可愛いです。シューティングとなっていますが、画面はあんまりシューティングっぽくないような……? 反射神経の鈍い人間でも、そこそこ遊べる作りになっていると有り難いんですが、絵柄の可愛さを見るとあまりシビアではなさそうな気がします。
収集要素等もあるようですね。オンラインですが対戦モードだけではなく、コンピュータのみを相手にするシングルモードもあるようです。

こういうの見るとたまにはゲームしたくなります。

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のだめカンタービレ last lesson

のだめカンタービレ 1~12巻セット
のだめカンタービレ 1~12巻セット
二ノ宮 知子

フィナーレはクリスマスという時期にあわせてクリスマスの話。タイトルロゴとマングース着ぐるみの映像もクリスマス仕様になっています。
ちゃんと峰パパがクリスマスケーキを作ってたのが良かった。ケーキの映像もちゃんと映ってたら良かったんだけど。

最終回というだけあって力の入った内容で、大変満足できました。今まででてきたキャラクター、エリーゼとオリバーを除けばほぼ全員出たんじゃないですか? ミルヒーまでいたのにはちょっとびっくりしたけれど。
卒業式ではなかったけれど、ハリセンと谷岡先生のツーショットがあったのにも満足。鈴木姉妹もダーティーコンビも大河内も、マキちゃんとレイナちゃん、彩子に千秋の母親、ミーナ理事長……。佐久間さんは今回も絶好調だし、河野さんもちゃんといました。

のだめは初めてドラマ化の企画があがった時、原作者の二ノ宮さんがそのあまりの改変ぶりに怒ってドラマ化を中止させてしまったそうですが、中止してくれて良かったと思っています。その中止がなければ、今回のこのドラマはありませんでしたから。
原作の大筋をなるべく忠実に守り、映像としての気配りもいれ、原作ファンとしても納得のいく作品にしあがっていたと思います。

もちろん改変部分もありましたが、今回のラストコンサート、Sオケのメンバーがほぼ戻って来る、最後に峰が提唱したロックな動きを入れる、はドラマのフィナーレにふさわしい演出だったと思います(ファーストフルートが変わっている!? の下りが無く、「進化」の意味がわかりにくいのがちょっとだけ残念かも)

原作の方が二ノ宮さんが二十巻以内には完結させると言われているそうですが、下手な引き伸ばしを欠けるよりは綺麗に終わらせた方がいいと思うので、そうなるといいと思ってます。
その他TV番組 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

LOST 破滅の刻

「LOST」クロニクル
「LOST」クロニクル
マーク・コッタ・ヴァズ, 大城 光子

シーズン2フィナーレです。引っ張るとか謎の解明云々に関しては、もともとそんなに期待してないのでがっくり来てはいません。
私がLOSTに期待しているのはそういう部分じゃないからね。こんな綱渡りかつ無謀なネタ、自分だったら死んでもやりたくないんで。

フラッシュバックは引き続きデズモンド。
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LOST | permalink | comments(2) | trackbacks(1)