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LOST 決行

LOST シーズン2 COMPLETE BOX
LOST シーズン2 COMPLETE BOX

今週と来週でシーズンフィナーレです。どういう幕切れになるのかよりも、何人生きていられるのかの方が気になったり……。正直言うとあまり人死には見たくないのです。もっとも、先週までいた人が突然消えたりするのはもっと嫌なんですが。

今週のフラッシュバックはジャック。オーシャニック航空でLAに帰って来るところですが、髭もじゃなので一瞬誰かと思いました。おまけにかなりひどい飲んだくれ状態で、ほぼアル中という感じです。血は争えないんでしょうか。
何やらブルーな状態で帰国。橋の欄干の上に立って世を憂いています。ぶっちゃけ、どう見ても自殺志願者にしか見えないし、おそらくそうなんでしょうが、その時に聞こえる衝突音。続いて助けを求める悲鳴。ほったらかしにできずに救助活動を始めました。事故にあったのは母親とその子供。ジャックの救助活動のおかげで、大事に至らずに済みます。
病院に戻って来たジャックは救出の際に負った傷の手当てをしてもらいます。そこにやってきたのは、別れた妻サラ。以前緊急連絡先になっているらしい……ジャックのお袋さんはまだ健在の筈なんだがなあ。飲んだくれているのは別れが原因ぽいですね。タイのフラッシュバックよりは前なのかも。
ジャックは救出した女性の手術をしようとしますが、アルコールのせいで手が震えています。危ないから止めてくれ。そこへやってきたのは新入りの医者、ハミル(なんか意味ありげ)彼はジャックに手術は別の先生が行うから大丈夫、と言って返します。
思うんですが、ジャックは基本的には人に頼られていたい方なんでしょうね。誰かの為になることをしているのが、一番実感がある。でも目立つのは本意じゃないっぽい。尽くさせるよりは尽くす方が性にあっているのでしょう。プラス理想家で神経質。そして否定されると、自分自身の存在も否定されているように感じてしまう。
なんつーか、私自身の性格とかぶるところが結構あるので(注:性格面のみで実力とか、そういうのは無いです私)見ていて気持ちわかる反面、しんどい時も多いんだよなこの人。

島の現在。チャーリーは銃を撃ってきた2名の女性に捕まってしまい、拘束されてしまいました。なんでここがわかったのかと聞かれ、チャーリーはジュリエットから聞いたと喋ってしまいます。えーと……チャーリーよお前はアホか。ジュリエットのことを信頼してないから言っちゃったんだろうけど、今ベンにジュリエットの裏切りがバレたら作戦が失敗しちゃうでしょうが。
案の定、二人の女性(グレタとボニー)はベンに連絡を取り、チャーリーが来たことやらジュリエットの裏切りを説明。ベン、ジュリエットが裏切るとまでは思ってなかったようです(うちの弟が言うには「なんでこの人はジュリエットが裏切らないと思っていたんだろう。一度殺されかけたってのに」とのこと)即座に実行部隊に連絡を取ろうとしますが、向こうが無線をオフにしていた為に通じません。
ベンは更にミハイルに、ルッキング・グラスの応援に行くよう指示します。ですがミハイルを始めとする面々に、ルッキング・グラスが浸水したというのが嘘だというのがバレてしまいました。ルッキング・グラスに問題が無かったというのは、ベン一人の秘密だったようです。あからさまに不審な表情でベンを見るアザーズ(特にアルパート)それにしても、ミハイルってなんか扱われ方が雑な気がします。せっかく生きて戻ったのに誰も褒めてくれないし、重要情報持ってきたのに耳も貸してもらえないし、今度はこうやってパシられるし……。

海岸のキャンプでは、白いサンゴが置かれた三つのテントに向かってアザーズが攻撃を開始します。サイード、バーナード、ジンは発砲開始。二つは爆発し多数のアザーズが吹っ飛びますが、ジンが撃ったものが爆発せず、三人はアザーズに捕まってしまいました。とはいえ、アザーズもかなりをやられてしまった模様。

電波塔に移動を開始していたジャック達の目にも爆発は映りましたが、二つしかないことに不審をつのらせるサンとローズ。うーん、人選を間違えましたね。前にも出てきましたが、こういう特攻系の任務に配偶者がいる人は止めておいた方がいいのです。とはいえ、人死にが多すぎて人員が減ってるからなあ。アナ・ルシアとエコーが生きていれば、この任務に残せたんでしょうが。アナ・ルシアは警察だし、エコーも大量に修羅場くぐってますから頼りになった筈。
引き返そうとサン達が主張しますが、サイードに言い含められていたこともあり、ジャックは強引に先に進みます。

ベンのところにライアンとトムから通信が入りました。罠で多数がやられたけれど、実行犯三人を捕まえたと。捕まえたメンバーの説明が「ジャラーとクォンと歯医者」ってのは何なんだ、おい。なんかバーナードが喋りそうだなあと思っていたら、案の定、ジンを殺そうとする脅しに負けてバーナードが何があったか喋ってしまいました。この為の要因だったんでしょうか。サイードは絶対に口を割らないだろうし、ジンはそもそも英語が喋れないもんなあ。
三人をどうするか尋ねるライアン(殺したくてうずうずしているように見えるのは気のせいか……? トムの方はもうちょと理性ありそうに見えるんですが)ベンはまだ殺すなと指示。取引に使えるかもしれないというのです。
目的が電波塔に行って、沖にいる船と通信することを知ったベン、自分一人で出向くと言い出しました。アルパート(なんかもう、ベンを見放す気でいるんじゃないだろうかこの人は)は一人で行くなど無謀だし、皆故郷を離れたことで不安がっている、とベンに反対。しかしベンは強引に押し切り、アレックスも連れて行くことにします。

ジャック達はまだ電波塔へ向かっていますが、途中の休憩でケイトがソーヤーに話しかけます。絶対変だ、戻ろうと。ソーヤーはなんか気が抜けたサイダーのようなお返事をし、ケイトは怒り出します。戻ってきてから変だと。あ〜要するに、ロックパパを殺してから変なんですね? 多分これは燃え尽き症候群ですね。そうなるんじゃないかと思っていたのよ。人生をかけた目的を果たしちゃったから、その後何をやっていいかわかんなくなっている(の、割には相変わらず、魔女狩りにだけは熱心なんだけどね)
でもまあ、ロックパパと対峙したことは良かったと思っています。だってあのままロックパパが、ロックなり別の人なりに殺されてしまったら、ソーヤーはこの先一生「決して見つかるはずもない仇」を探さなきゃならなかったわけですから。それに彼自身のことを考えると、やはり仇と正面から向かいあう必要はあったんですよね。締める必要があったかはまた難しい問題ですが、でも、無関係の人殺しておいて仇は殺しませんでした、ってのもなんかアレな話だしねえ。
ケイトの説教が聞いたのか、ソーヤーは戻って様子を見に行くと言い出しました。ケイトも一緒に行くと言い出しますがそれは拒否。ジャックは武器もないのに無茶だと言いますが、そこへジュリエットが、アザーズの秘密の武器庫があるからそこへ連れて行くと言い出しました。反論する理由がなくなり、困るジャック。かくして二人は別行動することに……っていいのかそれ。二人きりで銃のあるところにいたら、ソーヤーがジュリエットをズドンとやりそうな気がするんですが。
別れる前にジュリエットはジャックにキスします。それを複雑そうな目でケイトが見ていますが、ソーヤーが近くにいるのにそれはないんじゃないのかあんた。
二人が行ってしまった後で、ケイトはジャックに疑問を口にします。ジャックはソーヤーは思っていることとは逆のことをする、と告げ、更に自分もかつて「戻るな」と言った、と言います。
で……結局ジャックはケイトが今でも好きらしい(ジュリエットの傍にいたのは、単純に彼女が孤立しないようにという配慮からでしょう。すれあった袖は保護するタイプ)ケイトもジャックに対する気持ちが大きいようですが、散々ソーヤーとやっといてそれは無いんじゃないかという気がするんですよね。私はジャックはジュリエットの方がお似合いだと思うけどなあ。

チャーリーにぶん殴られてのびていたデズモンドですが、ようやく目覚めました。チャーリーが何をやったかに気づき、はっとします。どうするか考えていると、ちょうど海岸にやってきたミハイルが、デズモンドに向けて銃を撃ち始めました。逃げ場所といったら、ルッキング・グラスしかありません。海に飛び込んでルッキング・グラスに入ります。ちょうどグレタとボニーは別の部屋で何やらやっているところでした。チャーリーが慌ててデズモンドに隠れるよう指示します。声が聞こえたことに気づいて戻ってくる二人。チャーリーは歌を歌ってごまかし、俺はアーティストでいつだって曲を考えているんだ、といって歌い続けます。こういうところは偉いぞ、チャーリー。うるさい! と怒鳴られたけどね。
ところがそこへミハイルもやってきてしまいます。グレタとボニーを見て「君らはカナダにいる筈じゃなかったのか」と質問。どうやら二人はカナダに行っている、ということにベンはしておいたらしい。何がやりたいのか本当に不明。そして捕まっているのがチャーリー一人なのを見て、もう一人いた、と捜索を開始。このままではデズモンドが見つかってしまう、と思ったチャーリー、必死で気をそらす為にミハイルに話しかけます。ここから妨害電波を聞いて驚くミハイル。そういやこの人は通信用施設の担当でした。自分の仕事ができなくなったのがベンのせいとくれば、それや唖然とするはなあ。
ベンに通信を入れて何のためか尋ねるミハイル。ベンは全部ジェイコブの言葉に従っているまでだと答えますが、それなら何故そのことを含め説明してくれなかった、俺は信用されてないのかと言い募られます。いや、ベンは君のこと、そんなに重要とは思ってないと思うよ。だって君が生きて戻って来た時、あんなに冷たかったじゃない。
ベンはそのことを詫び、チャーリーやデズモンドだけでなく、グレタとボニーまで始末しろと言い出しました。おいおい。グレタとボニーがいつからここにいるのかは不明ですが、こんな何もないところ(食料と水はどこかから来るんでしょうが)に二人きりでずーっと押し込まれていて、最後はそれか? ひどいよそれは。

ベンと電波塔に向かいながら、アレックスは何故自分を連れてきたのか尋ねます。ベンはカールに情報を持って行かせたのが原因だ、と言い、アレックスのことは新しい両親に引き渡す、と言い出しました。……新しい両親って? もしかして、ダニエルに返すってこと?
アレックスはカールにひどいことをしたくせに! と憤ります。ベンは、アレックスがカールとつきあって妊娠するのが怖かった、と弁明。えーと……こっちなら避妊具やピルぐらいあるんじゃないでしょうか? そんな「妊娠=死」なんて状況だったら、女性陣は確実にその手のものが必要になりますが。少なくともジュリエットはグッドウィンと関係を持ったとき、自衛はしていたんじゃないかと思いますが。

海岸にソーヤーとジュリエットが向かっていると、ハーリーが後を追って来ました。手伝いたいというのですが、うーん、正直、あまり役に立たなそうな気が……(ハーリー固有のスキルもあるこたあるんですがね。こういう状況では使えないな)結局ソーヤーに追い返されます。
途中でソーヤーはジュリエットに、武器庫はどの辺かと尋ねます。そんなものはない、あれは嘘だと言うジュリエット。唖然とするソーヤー、ジュリエットになんでそんなことをしたのか尋ねます。彼女が言うには、そうでも言わないとジャックが行かせてくれない、とのこと。ソーヤーはジュリエットに、どうしてそこまでするのか尋ねると「カルマよ」という答えが返って来ました。償いがしたいということ?

さて、死体の穴に捨てられてしまったロックさんですが、かろうじてまだ生きていました。ですがこのままだと死ぬのは目に見えています。絶望したロックは、長く苦しむよりはと落ちていた銃を取って自殺しようとしますが、そこに制止する声が。見ると穴の上にウォルト(すっかり成長しちゃって別人ですね。まあこれは幻とかなんとか、説明つければ済むか)が立っていました。ウォルトはロックに、まだやるべきことがある、穴から出ろ、と言います。
ちなみに弟が言うには「俺にはウォルトが疫病神にしか見えないんだけど。こいつの後を追っかけたせいでシャノン死んじゃったわけだし。これもろくな結果にならないんじゃないの?」とのこと。いやでもさ、あのウォルトは本物とは限らないんじゃないの? あのときウォルトが取っていたポーズと、エコーが見た黒人の少年のポーズ、全く同じだったし。
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