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LOST グレイテスト・ヒッツ

LOST シーズン2 COMPLETE BOX
LOST シーズン2 COMPLETE BOX

シーズンフィナーレが近いせいか、人員整理(キャラ整理)にかかっているっぽい最近のLOST。なんか嫌な感じですが、でも、何の断りもなくいきなり消えるよりはマシかなあとは思うんですよ。「プラクティス」が「ボストン・リーガル」に以降した時、レベッカ・デモーネイが演じるハンナがいきなり消えましたが、ものすごく後をひく消え方だったので「あの後一体どうだったのよ!?」と思わずにはいられませんでした。辞めたとかの一言も無かったし。結局どうなったんでしょう、あの人。

今週はチャーリーがメイン。チャーリーの着ているシャツに「勇気」と「信念」と書かれているのがちょっと気になりました。今回の話にはピッタリな文句ですが、どこで調達してきたんでしょう? ちょっと漫画の「寄生獣」を思い出してしまいました。あれもTシャツの文句に意味がありましたよね。主人公が混乱しているシーンでTシャツに「DELUSION」と書いてあったりとか。
ロックさんが撃たれて大変なことになっていますが、ジャック達が対処しなければならないのはアザーズの襲撃です。対処を考えていたというジャックは、面々を連れてジャングルの奥へ。草地でダニエルを呼びます。いつの間につなぎをつけていたんだか。ジャックはダニエルにブラック・ロックからダイナマイトを運んできてもらっていたのでした(これで以前、ロックとダニエルがブラック・ロックで鉢合わせした理由がわかりました。新しいトラップを作る為かと思っていたんですが、ジャックの指示で動いていたんですね。ということは、ジュリエットはかなり前からアザーズとは決裂する気でいたということ?)
ダニエルが装置を作動させるとどかーんと爆発するダイナマイト。ジャックはこれを、ジュリエットが目印をつけたテントに置いておき、近づいてきたら吹き飛ばすと説明。それって間違いなく阿鼻叫喚の地獄絵図になると思いますが。この前のデビルズ・バックボーンみたいなことになりそうな気がする。間違いなくアザーズと全面戦争になると思いますが、いいんでしょうか? まあ、アメリカ人だからなあこいつら……。
サイードはナオミの衛星電話を使って、彼女の船と連絡を取れば襲撃前の脱出が可能だと主張。ただし連絡を取るには、ダニエルが設定した電波(シーズン1の最初の方で出てきたあれ)が邪魔なので、それを止める必要があると説明します。なので電波塔に行きたいと言い出すサイード。ところがジュリエットからは「無駄よ」と言われてしまいました。アザーズの基地の一つから、妨害電波が出ているというのです。基地の名はルッキング・グラス(鏡とかそういう意味)事故のせいで浸水し(っていつ?)無人だけど動作はしているのだそうです。ジュリエットも場所は知らない、とのこと。
サイードは、ダニエルと出会うきっかけになったケーブルが、その基地に繋がっているのではないか、と推測します。一方、デズモンドは何か言いたげ。

とりあえず爆薬を持って帰って罠を設置することに。トラップのテントは3つ。導火線が足りないのでつなぎ合わせる作業に必死です。ここで久々にバーナードとローズが登場。シーズン3になって初めてです。……死ぬ為に出てきたんじゃないといいけど。
ジンはサンに「あの時皆何を喋っていたのか」と問い詰めます。そこそこ英語がわかるようになったジンですが、あのクラスの会話はお手上げのよう。サンはジュリエットに子供の映像を見せて貰った話をし、健康だといわれたと言います。喜ぶジンですが……無事に産まれるのかなあ、子供。
チャーリーはデズモンドが意味ありげに自分を見ているのが気になり、問い詰めます。すると彼は、クレアとアーロンがヘリで救出されるのを見た、と意外な告白を始めます。悲惨な未来じゃなかったんだ、と喜ぶチャーリー。大方「でも君は死ぬんだよ」と続くんだろうな〜と思ったら、ビンゴでした。チャーリーの犠牲が必須だそうです。……なんでそんなにチャーリーを死なせたいんだろうこの島は。デズモンドはチャーリーがライトのついた機械だらけの部屋で、スイッチを押す。すると明かりが消えて水が流れ込み、溺れ死ぬと伝えます。ひきつるチャーリー。ですがそれがルッキング・グラスのところだと気づき、ジャックのところに出向いて犠牲任務に志願します。水泳は得意だし四分間息を止めていられると。……自分は死んでもいいからクレアを助けたいって、健気です。
ですがジャックは今はアザーズの迎撃が大事だから、とチャーリーの志願を断ってしまいます。
そうしているところに、海の向こうからばちゃばちゃとカヌーを漕いで誰かがやってきました。あのカヌーはケイト達が脱出に使ったもの……ということは、カール?
乗っていたのは案の定カールでした。叫びながら走ってきましたが、出迎えたのはサイードのタックルでした……。サイードはカールの顔を知らないのだから仕方ありません。慌ててサイードを引きとめ「そいつは敵じゃない。逃げるのを手伝ってくれた」と説明するソーヤー。珍しく人助け。適当なこと言ってカールを追い返したことをケイトに責められて、気に病んでいたのかもしれませんが……。
襲撃されると叫びだすカール。落ち着け、知ってる。明日の夜だから準備していると返すジャックに、襲撃は今夜だと説明するカール。え?

ここでアザーズのシーン。ロックを撃って一人で戻って来たベンに、驚愕の視線を向けるアレックス。ベンはアレックスに銃を返し、ロックは死んだ、すぐに準備してジャック達を襲撃すると言い出します。唖然とする面々。アルパートはそれではジュリエットの準備が間に合わない(つまりジュリエットはこの変更を知らない)と言いますが、「ベンは女性を全部さらえばいい(をい……)邪魔する男は殺せ」と無茶苦茶な主張。さすがのアルパートも目が点です。これは、「ベンに見切りを付けるフラグ」かな? なんとなくですが仲間割れが起こりそうですね。アルパートを始めとする島の先住民は普通の人間ではないっぽいのですが(ひょっとしてイーサンもそうだったのかなあ……)というか、なんで彼がベンに従うんでしょう? ジェイコブとの橋渡し役は島の奇跡に触れた人でないと駄目とか? だったらジャックやロック、ローズにも資格はあるからベンはいらないってこと?
襲撃の話を聞いたアレックスは駆け出し、隠れているカールのところへ一直線。カール、どこへ行ったんだろうと思っていたんですが、アレックスがずっと匿っていたんですね。って、ずーっとこっそり隠れてアレックスにご飯運んでもらっていたカールって、かなりのヘタレなんではという気が……。
アレックスはカールに、カヌーで先回りしてケイト達に危険を知らせてくれ、と言います。ついでに銃も渡します。カールは怯えていましたが、結局行ってくれました。しかしアレックス、偉い。ほんといい子だなあ。ダニエルとちゃんと再会させてあげてほしい。

襲撃が早まった経緯を聞いて全員驚愕。まだリードはできていませんし、今夜の襲撃ではとても間に合いません。するとサイードが「銃で狙おう」と提案。テントを銃で撃って起爆させると言うのです。時間がないのでそれを採用するジャック。更に失敗した時に備えて、もう一つの作戦「衛星電話で連絡を取る」を同時進行させることにします。チャーリーにさっきの任務をまだやる気があるかどうか尋ね、チャーリーは承諾。銃撃要因を選び、残りは電波塔へと向かいます。確かにキャンプに女性陣を残しておくのは危険すぎますね。てきぱきてきぱきと的確に指示を飛ばしていくジャック、あ〜ちゃんとリーダーしているなあと思いました。日本人はリーダーを評価しない傾向にある(大体日本物って、リーダーを重要に描くことをやらないですよね。なんとなくまとまってて、なんとなく動いている話が多い。アメリカ物ではリーダーがちゃんといることが多い。文化の差+第2次世界大戦が残した影響かなと思っています)ので、うっとうしい行動と思われてそうですが。
デズモンドはチャーリーのサポートで「ルッキング・グラス」へ行くことを志願。早く潜れるよう錘のベルトを作ります。ジャックは銃撃部隊と一緒に残ろうとしますが、サイードに君は皆と電波塔へ行けと言われました。この辺りのサイードの言葉は「リーダーは君しかいない」ということでしょうね。確かにさっきの行動を見ているとなあ。
結局、一番冷静かつ的確に状況を見ているのってサイードなんですよね。やっぱり軍人だからなのかな。銃撃役として残るのはサイードとジンとバーナード。バーナードが射撃が得意だとは意外でした。考えてみると、銃が使えるメンツがだいぶ減っちゃったからなあ。アナ・ルシアにエコーにロック……。エコーはかなり勿体無かったような気もする。しかしバーナード本当に大丈夫か。死ぬフラグじゃないことを祈ろう……。

チャーリーとデズモンドが支度をしていると、ハーリーがやってきて一緒に行くと言い出しました。仲良かったですからね、この二人。ですが自分の死を覚悟しているチャーリー、ハーリーにその現場に立ち合わせたくないと思ったようです。そういうわけでちょっときついことを言って追い返してしまいました(でもまあ、ハーリーが乗ったらあのカヌー、重量オーバーになりそうな気がする……)とはいえ、チャーリーが邪険に思っているわけではないことは、ハーリーには伝わっている(と、思います)

電波塔に向けて出立する人々。クレアがアーロンを寝かせていたベビーベッドには、チャーリーの宝物の指輪が残されていました。チャーリーには子供がいないから、アーロンにあげるつもりなのかな。でも、ちゃんと手渡しておいた方が良かったんじゃないですか。でもそれだと、クレアに死ぬ気だってわかっちゃうか(しかしここでチャーリーが死ぬとなると、島で成立したカップルはぶっこわれる運命ということになりますが……カップル成立と呼ぶには厳しいけど、ソーヤーとケイトも、まさかどっちかが死ぬわけ?)

今週のフラッシュバックはチャーリー。彼の思い出ベスト5です。チャーリーは死んだことになっている為、外では彼のベストアルバム(追悼アルバム?)が発売されたらしい……。それに引っ掛けてということのようですね。
5位は、まだ売れてない頃、初めて自分達の曲がラジオでかかっているのを聞いた瞬間(世間に認知されたことを実感したわけですね)
4位は、父親に教えてもらって泳ぎを覚えたときのこと。
3位は、リアムから家宝の指輪(シーズン1でケイトに宝物だと説明していた「DS」と刻まれていた指輪。でもこれ、バンドのものって以前言ってなかったっけ?)を貰ったときのこと。
2位は、雨の日に男に絡まれていた女性を助け、「あなたは英雄です」と感謝された時(これは天気やチャーリーの格好からすると、デズモンドと遭遇した直後じゃないかなあ。助けられた女性はサイードの昔馴染みのナディア。イギリスにいたりアメリカにいたり、忙しい人だな)
そして1位は言わずもがな、クレアとの出会い……。しかしこれって一目ぼれだったってこと?

チャーリーはこれらを紙にしたため、デズモンドに託します。そして海に潜ろうとしますが、土壇場でデズモンドが「自分が行く」と言い出しました。チャーリーの死のヴィジョンが見えるのは、自分が犠牲になってチャーリーを救えという啓示なのかもしれないと。チャーリーは承諾したと見せかけて、隙をついてデズモンドを殴って気絶させ、メモをデズモンドの胸ポケットに突っ込んで自分は海に飛び込みます。
ドックからルッキング・グラス内部に潜入することに成功したチャーリー。一息つこうとしますが、叫び声と共に銃を持った女性が二人現れていました。無人と聞かされていた筈でしたが……そもそも、デズモンドのヴィジョンに映らなかったんでしょうか、この二人。

ところで、この女性達は誰なんでしょうね。うちの弟は「ベンがアニーを殺すのにしのびなくて、アルパート達に嘘をついてこっそりあそこに匿っていたんでは?」とのこと。個人的には採用したい案なのですが、年齢が若すぎるんですよね。アニーはベンと一緒だからもっと年食ってる筈です。
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