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LOST 報い

LOST シーズン2 COMPLETE BOX
LOST シーズン2 COMPLETE BOX

シーズン3もそろそろ終わりが見えて来ました。

今週はここのところ出番がなかったロックさんが、書類を読んでいるシーンから始まります。読み終えた書類を彼は火にくべてしまいました。そんなことしちゃっていいのかという疑問が残りますが。

今週のフラッシュバックはロックですが、かつてのクレアのように「画面に映っていなかった間、何をやっていたか」となっています。
思ってもみなかった父との再会に唖然とするロック。何故ここに? と問いますが、ベンに「それは重要ではない」といわれてしまいます。ちなみに同じ部屋にはトムがいて、さりげなくスタンガンを握っています。……ロック父が暴れた時の為なんだろうな。
猿轡を外してもいいかと尋ねるロック。ご自由に、でも気をつけろとのベンのお答え。猿轡を外すと、案の定ロック父はロックに噛み付きやがりました。指でも持って行きそうな雰囲気だな。トムのスタンガンが早速威力を発揮します。
ロックは父に質問してみますが大した答えは得られません。ただ、「どうやってこの島に来た?」という質問には「ここが島だって?」という答えが返って来ました。島じゃないなら何なんだ。大陸の一部か?
部屋を出た後でベンは、ここを去って移動するのでケイトに別れを告げておけ、と言います。……サイードには言わなくていいんでしょうか。移動する場所は「古くて新しい場所」とのこと。
アザーズ達は集落を出て、野原のようなところにテントを張って生活を始めます。見かける人達は、なんかちょっとヒッピーぽいですが普通です。なんでイーサンやグッドウィンはああヤバ気だったんでしょうか。ロックはシンディと言葉を交わしますが、彼女はすっかりここに馴染んでしまっているようでした。……アナ・ルシアやシャノンが見たら、草葉の陰で泣くんじゃないのか。シンディはロックに、背骨を折ったけど回復したことで、ロックは話題になっていたと言います。そんなこと言われたらロックさんが増長しちゃうじゃないですか。というか、ローズはスルーなんですか?
ところがその後で、ロックはベンに呼び出されます。ベンはちょうど、ジュリエットからのサンの妊娠についての連絡を受けているところでした。ロックに問われるまま、ベンはジュリエットを妊婦の調査で潜入させていると答えます。サンが妊娠したので連れて来させる、大丈夫、手荒な真似はしない、とのことでした。……んなことしたらジュリエットがスパイだってバレるんですが……いいの? もう捨て駒扱いですか? それともこの発言は、ロックをハメる為の仕掛け?
ベンはロックを仲間に入れ、島の秘密を明かそうと言います。嬉しそうなロックですが(要するに認められたい、特別でありたい人なんだと思う、ロックさんは)通過儀礼として父親を殺せと言われてしまいます。父親に縛られている限り、君は本当の意味で自由にはなれないと。
戸惑うロック。ロックの父親はぶっちゃけ外道なので、視聴者的には死んでくれてもあまり困らないのですが、ヘレンと喧嘩したり、将来性のありそうな兄ちゃんを見殺しにしてまで庇おうとした父親なので、さすがに殺すことはできないようです。ミハイルのことは殺そうとしたのにね〜(結果的に死んでませんでしたが)
夜、生贄のごとく柱に縛られているロック父を前にして、ベンはロックに父を殺せと迫ります。それを見守るアザーズの皆さん。……殺人ショーなんて見て楽しいですか?しかしロックは殺せません。見込み違いだったというベン。まだ機会はある、と言います。
次の日、ロックが坂の上に座ってたそがれていると、アルパートがやってきました。彼はロックにベンにハメられたと言います。島の力で背骨を治した男がいる、その話題で持ちきりだ。ベンは影響力を失うのが怖いから、わざわざ皆の前でロックに恥をかかせたのだと。そして、ロックに自分で殺せないのなら適任者がいる、とソーヤーのファイルを見せます。やはりロック父はソーヤーの探していた仇でした。
一方、アザーズ達は荷物をまとめて移動を開始しようとします。君らは遊牧民族かね。ロックは一緒に行こうとしますが、ベンに拒絶されます。父親を殺さない限り、駄目だというのです。……なんか、父親を殺したら殺したで、人殺しは駄目とか言い出しそうなんですが。


島の現在。ソーヤーとケイトは一緒に寝ていますが、ケイトは誰かと一緒に寝るのが苦手なようです。おそらくは長い逃亡生活のせいでしょう。ケイトがテントを出て行ったところで、小用に行こうとするソーヤー。そこへかけられる声。見るとロックがいました。ロックはソーヤーに、一緒に来てくれと頼みます。「島からの脱出手段爆破ツアーは終わったのか」とソーヤーが厳しいツッコミを入れますが、聞いてくれません。
ロックはソーヤーに、自分はアザーズに潜りこんで内情を調べていた。そしてベンを捕まえることに成功した。監禁してあるので始末してくれ、と言い出します。なんで自分でやらないんだよ、と突っ込むソーヤー。私にはできん、と答えられ、何やらむっとした表情に。そりゃ「君なら人殺しができる!」と太鼓判押されて嬉しい人間はいないでしょう。一応本職は詐欺師で、殺し屋じゃあないですしね。
俺に殺人ができるか、というソーヤーに、ロックはシドニーのエビおじさん殺しをあげます。そしてファイルを見たことも。ファイルに何が書かれていたのかを尋ねると、ロックは高校の成績や詐欺の逮捕暦は書いてあったけれど、何故父親が母親を殺して自殺したのかは書かれていなかった、と、またまた彼の古傷をえぐるコメント。キレたソーヤーはロックに殴りかかり、ナイフを突きつけます。
あれこれありましたが、結局ソーヤーはロックについて行くことに。靴を履いてないのでしんどそうですが。靴を持ってくることは思いつかなかったんだろうか……。やがて辿り着いたのは、以前ダイナマイトを取りに来たブラックロックでした。驚くソーヤー。そういや初めてでしたね、ここに来るの。
骸骨がころがるぞっとしない風景を抜けて船の奥へ。ロックが言うには、19世紀の奴隷船で、島での作業の為につれて来られたそうです。ダーマ計画ってそんな昔からあったんですか。それにしても、なんでこんな内陸部まで船が入り込んだんでしょう。
奥の監禁室からもがく音が聞こえて、またまた驚くソーヤー。本当にあのチビを捕まえたのか? と尋ねますがロックさんは答えません。まあ、見る側からすれば中身が誰なのかなんて、簡単すぎてクイズにもなりませんね。
ロックが扉を閉めていたバーを外し、ソーヤーが中に入ります。絶対外から閉められて閉じ込められると思っていたら、案の定そうなりました。くどいようですがどうしてこうソーヤーって騙されやすいのか。
怒って出せだせとわめき、銃を撃つと言いますが、ロックに「弾が入ってないからさっきはナイフを使ったんだろう」と看破されます。一方、囚われている覆面男はうーうーともがき続けます。「うるさい!」と覆面をはがしたソーヤー、知らない顔を見てまた唖然。お前誰だ、と呟きます。猿轡を外すと、ロック父はソーヤーに、自分がロックの父親であることは明かしました。囚われの身だというのに、無意味に態度がでかいです。
ロック父からはロックは過去に自分に突き落とされて背骨を折り、半身不随になったことや、飛行機の事故で死んだ筈だという話が聞けます。そしてここは島じゃなくて地獄だ、天国にしては暑い、などと軽口まで飛ばします。……もし死んでいるんだったら、もう一回死なせるというのは無理っぽい気がするんですが。
どうやってここに来たのか尋ねると、ロック父はタラハシーを車で走っていたら後ろから追突され、中央分離帯に衝突した。救急車で搬送される最中、意識を失って気がついたらここで息子と向き合っていた、と答えます。明らかに最近つれて来られたことは確かなようですが、じゃあ、どうやってつれて来たんでしょう? 815便の墜落以来、外とは行き来ができない、と言っていた筈ですが。
ロック父とソーヤーが会話をしている間、ロックは外でひたすら木を削っていましたが、そこに聞こえてくる物音。見るとダニエルがいました。ダニエルは何故ここにいるのかと尋ねますが、ロックは答えません。ダニエルの目的なダイナマイトでした。ダニエルは詮索しない方が身のためだと思ったのか、ダイナマイトを持ち出して外に出て行きます。……使用目的が気になる。
さて、態度のでかいロック父はソーヤー相手に自分が詐欺師であることまで喋ってしまいました。この辺りでピンと来たソーヤー。相手は確かにソーヤーの母を騙した詐欺師でした。当時の偽名はトム・ソーヤー……もうちょっとましな偽名はなかったのか。名前も覚えていない、と言いますが、ソーヤーに「母の名はメアリーだ」と言われ、ようやく思い出します。「バカな女」と言いたげなロック父の態度(なんでわざわざ、ソーヤーの怒りに油注ぐようなまねをするのかなあ)に、ソーヤーはキレる寸前です。「私のせいじゃないぞ。確かに騙したが、父親の行動までは計算に入っとらん」とか言い出すロック父。だからどうして(以下略)
ぷっつんしたソーヤー、ロック父を絞め殺してしまいました。まーいいか。ロック父だし。ロック父が死ぬと、ロックが扉を開けてくれました。外へ駆け出して行って吐くソーヤー。なんだかんだいって結構繊細な人です。これがケイトだったらもっとしゃんとしてそうだ。
ソーヤーにこれからどうするのかと訊かれ、ロックは自分の旅をする、海岸には戻らない、と答えます。それからジュリエットはスパイで目的は妊婦の誘拐だと教え、証拠のテープを渡しました。……なんでそんなものを持っている。
これだとソーヤーが嬉々としてジュリエットを攻撃しそうで怖いなあ。なんつーか、普段あまり役に立ってないのに、誰かを攻撃する時だけ率先して動く傾向のある人だし。

一方、出張していたデズモンド達は、謎の女性ナオミを引きつれキャンプに戻って来ました。ジャックにいつ戻ったの? と尋ねられますが、適当に答えてお茶を濁します。
チャーリーはジャックに相談してナオミの傷を診て貰ったほうがいい、と言いますが、デズモンドはジャックは信用できないと言います。しかしこのまんまでいいのか? それにしても、ジャックはシーズン3後半になってキャラが変わって来たような気がする。ジュリエットのせいだろうか……。
とはいえ、彼らだけでは判断に困ります。もっと信用ができそうな人、ということで白羽の矢が立ったのは案の定サイード。
サイードはナオミにあれこれ尋ねました。ナオミはペニーにデズモンドを探してくるよう依頼を受け、この島に来たのだと答えます。捜索船はここから80海里沖に停泊中で、連絡は衛星電話だとも。ただしペニーとは面識はないそうです。仕事屋らしい。
そして815便の機体に関しては、機体全部が海面で完全な形で見つかったといわれました。探索ロボットで調べたところ、全員の遺体があったとも。このオカルトな状況にハーリーがびびっています。しかし、墜落した機体が海に完全な形で沈んでいる、なんてことあるんですかねえ。多分ボーイングかエアバスだと思いますが、どっちも着水して無事に済む形状じゃないぞ。普通は突っ込んだ衝撃でバラバラになるだろう。まあ、それを言ったら空中分解した時点で、普通人間は助からないか。それと、ナオミの言い方だと機体や遺体の引き上げまではやってないっぽいです。
ナオミから預かった衛星電話を調べるサイード。サイードでも初めて見るようなハイテク装置が使われているそうです。修理できる? と尋ねるハーリーに、「多分」と答えるサイード。電源は入りますが、チャンネルが見つかりません。
そこへケイトがやってきて、衛星電話を見つかってしまいます。……何でもっと人気のないところでやらんのですか君達は。結局ケイトに口止めをした上でナオミのことを説明することに。
それを聞いたケイト、怒り心頭に達してジャックのところへ。ジャックはジュリエットと昼食を取っているところでした。相変わらずジュリエットが一人ぼっちにならないよう気を使っているようです。ケイト、ジュリエットの前でデズモンド達が何を隠しているかをあらいざらい喋ってしまいました。……サイードが口止めした意味がないやん。つーか半分方君の行動は嫉妬でしょ。
ところが聞かされたジャックは驚くでもなく、なにやらジュリエットと通じ合った会話を始めてしまいました。ジュリエットはケイトに話すべきだと言いますが、ジャックはまだ時期尚早だと言います。ナオミの登場には裏があるんでしょうか? しかし、ジュリエットに一矢報いるつもりでやってきて、逆に打ち返されたケイトは、ちょっとかわいそうな気がしないでもないです。


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