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クローザー 最終楽章

このドラマはSFUと同じく1シーズンが13エピソードで構成されている為、もう終了です。早いなあ……。シーズン2は10月から放映されるということは、評判も良かったようですね。間は「ジ・オフィス」をやるようです。LaLaも韓流ばかりじゃまずいと思ったんでしょうか。

有名プロデューサー、プルーイットが自宅のジャグジーで死体になっているのが発見されます。あまりにもCDの音量がやかましいので近所の人が覗きに来たら、こうなっていたんだそうで。水面には彼のヅラが浮いていました。
前回の件でテイラーに捨てられかけたフリン、やはりこちらに戻ってくるようにしたようです。プロベンザと冒頭で漫才やってました。
最初は事故も疑われましたが、様々な証拠により殺人と断定されます(カツラのシーン、あれプロベンザがタオに被せてくれるんだと思ったんですがあてが外れました)
被害者は平たく言うと女癖が悪く、DV夫でもありました。妻は息子を連れて実家へ帰っており、事件が起きた時自宅では一人です。

これと平行して、ブレンダに内務調査局からの監査が入りそうという事件が持ち上がります。原因となったのは、匿名の密告。FBIや検事局との衝突を持ち出し、彼女には能力が無いと言ってきたそうです。「誰がやったんだと思うかね」とテイラーを睨むポープ。そりゃあ目の前のこいつしかいませんわな。しかしテイラーはしらばっくれます。いやあ、ほんとケツの穴の小さい男ですね。

ブレンダはまず妻のアメリアの実家に向かいます。彼女の父親のアロンソは有名なピアニストでした。アメリアは首や腕に派手な痣をこしらえており、ひどい旦那であったことが伺えます。アロンソはその日は家族で一緒にいたと答えますが、家族ではアリバイになりません。そこで、アロンソの一番弟子だという男性が、自分も一緒にいたと証言します。……おまい、絶対アメリアに気があるだろ。食事はいつものことで、その日だけが特別ではないとも。
話を聞いている最中に、お手伝いさんが持ってきた赤い実のタルトはなかなか美味しそうでした。そっちを気にするブレンダがおかしい。結局最後に一つだけ持って戻ります。でも、アメリカのお菓子って胸焼けするぐらい甘くて日本人向きの味じゃないんだよなあ。

続いて、愛人のサンドラを呼びます。彼女は映画に関する仕事をしており、プルーイットを出世させてやったのは自分だと言います。もともと原作化の話を自分が勧めており、プロデューサーとして彼を推したのだと。モニターを見ながら「くっつけたのは下半身もだろ」とプロベンザがシモネタを飛ばすのはお約束ですね。映画は大成功、ところが2作品めの映画化の話になった時、彼女は外されてしまったのでした。
サンドラは怒り心頭に達したのは認めるけれど、殺したのは自分ではない、アメリアだと主張。
モニター前にはいつものように特捜班の面々がいますが、ここでガブリエルがブレンダに対する匿名の告発を口にします。ここで全員が一斉にフリンを見るのがおかしい。ぜーったいフリンを見ると思いましたよ。フリンは関わっていたことは認めましたが、土壇場で離れたため署名はしていないと言い訳をします。

部屋に戻って来た特捜班のメンバー。プロベンザは殺人だと認めますが、妻にも愛人にも犯行は無理だろうと主張します。女性の体格で大柄な男性を押さえ込むのは無理だと。サンチェスとダニエルズで実験(サンチェス嬉しそうだな……)してみますが、普通の体勢では無理でした。
ブレンダは通報してきた近所のおっさんに話を訊きに行くことにし、ガブリエルを呼びますが彼は不在。プロベンザは適当な言い訳でごまかし、お供なら自分が行くと言います。
近所のおっさんは実になんとも話し好きでした。聞いてないと言いつつ、全部口論聞いているじゃないですか。そして事件のあった時間帯に来ていたのは庭師ぐらいだと言います。トラックが止めてあったと。
即、庭師を呼びにやるブレンダ。二人づれの庭師はどちらもヒスパニックで、英語が全くできずブレンダの質問に「イエス」としか答えません。というわけでスペイン語が堪能なサンチェスが交代。ブレンダはモニター前で尋問を見守ります。ここでブレンダはドイツ語、ロシア語、チェコ語ができること、バズは父親がメキシコ人でスペイン語がわかることが判明。どうやらプルーイットは最悪の雇い主でもあったようです。今回死ななくても遠からず刺されたんじゃないですか。

ガブリエルはポープから話を聞いた後、今度はテイラーに詰め寄ります。テイラーの態度は本当に腹が立つなあ。ガブリエルは思ったとおりのことを言い放ちますが、テイラーの厚い面の皮には通じた様子がありません。
ブレンダはポープを捕まえ、いつ苦情のことを話してくれるつもりだったの? と問い詰めます。苦情の件はすぐに取り下げさせるから大丈夫、と請合うポープ。えーと、こいつの「任せてくれ」は死ぬ程あてにならないと思うんですが……。
ポープは検事のパウエルとFBIのジャクソンを呼んで、ブレンダについて話をします。二人とも彼女が有能なことは認めますが、問題は彼女の周りをバカにする態度だと言います。……それは、あんたらが無闇やたらと偉そうだからなのでは?

ポープが考えた打開策とは、テイラー、パウエル、ジャクソンを呼んで一室に集め、ブレンダに謝罪させて苦情を取り下げさせるというものでした。なんかみみっちい気が。ブレンダはそれを了承しますが、素直にそこで謝るのか? 視聴者の溜飲がそれでは下がらんぞ。

ブレンダは再びガブリエルを連れてアロンソの家へ。弟子のデニスは、録音できる装置を利用して自分の演奏をチェックしているところでした。彼はアメリアとはずっと一緒にいたけれど、アロンソはツアーを控えているのですぐ部屋に戻り、夕食は奥さんが運んで言ったと話します。くどいようだがお前アメリアに気が(以下略)
帰途につきつつ「一時間で往復は無理」と考えるガブリエル。当時は大渋滞でした。ですがブレンダは「地下鉄を使えば可能かも」と言い出します。
ブレンダはガブリエルに匿名の苦情のことを話し、自分は嫌な上司だったかもしれない、と言います。ガブリエルは何話か前の褒めてもらったときのことを話し、それが嬉しかったと言います。つくづく忠犬な奴かもしれないガブリエル。

調べたところ、往復が可能な位置に地下鉄の駅がありました。また、乗り捨てにされた芝刈り機を積んだトラックも発見。庭師はその日には家に行っていません。追い込む材料はほぼそろいましたが、問題は内務調査局の件。ブレンダは全員の前でそのことを話し、明日の処遇はどうなるかわからないと言います。お通夜ムードになる特捜班。

さてポープにお膳立てされた「謝罪」ですが、結局ストレートな謝罪はやりませんでした。表面上は「謝罪」ですが「あなたの無能ぶりを無視できなくてすまなく思う」のようなきつい突っ込み入り。テイラーに対し「あなたが私に勝る部分なんて一つもない」と言ったのには大ウケ。全くもってそのとおりだもんねえ……。
今後の身の振り方に悩むブレンダですが、そこで救いの手を差し伸べるのがフリッツ。つくづくできた男だな〜。

事件の方はとうとう大詰め。ピアノの自動演奏を利用して、娘に暴力を振るう夫を殺しに行ったアロンソでしたが、その姿をしっかり地下鉄の監視カメラに撮られていました。さすがに言い逃れのしようがありません。ブレンダは彼に司法取引を持ちかけ、権利を放棄するなら奥さんは巻き込まれただけにしてあげる、と言います。受けるアロンソ。
……しかしこれ、ついた弁護士によってはかなり刑期軽くできるんじゃないか? プラクティスでも「社会の安全のため」と称してヤクの売人を射った母親が、逆転無罪を勝ち取ったりしてたし。

これでもうブレンダの更迭は免れないとほくそ笑むテイラーでしたが、そこへ待ったをかけるポープ。なんとガブリエルをはじめとして、タオ、プロベンザ、サンチェス、ダニエルズ、さらにはフリンまでが辞職願いを提出したというのです。ブレンダを辞めさせるのなら自分達も辞めます、と。これだけ優秀な部下が辞めたら、お前の責任も問われるだろうな〜と脅しをかけるポープ。そして苦情を取り下げるのなら、昇進させてやるぞと餌をちらつかせます。というわけで、ブレンダに対する苦情は取り下げられたのでした。テイラーが出世するというのは気に入らんけどね。足引っ張るだけでまともな仕事、してないじゃん。まあ、奴がいなくなると突っ込む楽しみが減るか……。

ラスト、ブレンダは全員の辞職願いをゴミ箱に捨てながら、仕事を一つ一つ指示していきます。そしてこの仕事が終わったら、打ち上げの費用は自分が持つと言います。特捜班も一つにまとまってめでたし、というところでしょうか。

今週のプロベンザ刑事
冒頭にて、フリンを相手にブレンダのモノマネを披露し、特捜班全員のウケを取ります。いやあそっくり。以前は苦虫噛み潰していたような表情ばかりだったフリンも爆笑してるし。フリンはこれからプロベンザの弟分みたいな形になるんでしょうか。気がついたら後ろにブレンダが立っている、というのもお約束ですね。
ブレンダの更迭騒ぎに関しては、なんだかんだでしっかり皆をまとめあげているところは偉いです。伊達に年はくってないようですね。
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ドラマ「クローザー」を見ました。 テレ東にて 月〜木のお昼にやってました またも新たな海外ドラマ 存在も知っていたし、面白そうだなぁと思っていましたが・・・ これは! 良かった、想像以上に!! 1話完結の刑事ドラマ これだけでは 多々あり、内容も殺人事件の解
そして クローズする | 笑う社会人の生活 | 2013/09/14 5:33 PM