結局またアメリカンチェリーを買っちゃいました。そんなわけで、今日は手を紫色に染めながら、竹串で一つ一つ種を抜きました。
これが結構大変なんですよね。何せチェリーの種って、なかなか強固に果肉の中に、しっかと埋もれていたりするもんで。
竹串をヘタのあった辺りから突き刺してぐいっとえぐり、その後指を突っ込んで種をかきだす……という感じで私は種を取っています。このやり方で種を取ると、チェリーの上部が裂けたりして、見てくれが結構悪くなったりもするし。
我慢我慢、煮るんだからこれくらい関係ないよ、と呟きつつも、なんだかちょっと淋しかったりします。こういう時「チェリーストレーナーがあればなあ」と思ってしまいます。
チェリーストレーナー、「さくらんぼの種抜き」とも言いますが、そのとおりチェリーの種を抜く専用の道具。これさえあればチェリーの形を崩さず、楽々に種が抜けるという道具です。
クオカで売っています。
ただ、「チェリー」の種抜きですので当然他に用途は無いですし、一年のこの時期、一度か二度作るスイーツの為だけに、これを購入するのもなあ……と思っちゃって未だに手を出していません。ただでさえ色んな道具で溢れているし。下手すると一年に一度もチェリーのお菓子を作らない時だってあるし。作ったとしても缶詰や冷凍を利用するかもしれないし。
それでもチェリーの種抜きをする時はいつも「あればな」と思ってしまうのです。