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NHKがオリジナルダンスを放映しない

ずっと更新せず放置していたブログをいきなり更新するのも何なんだけど、気になることがあったので、ちょっと書いておきます。

バンクーバーオリンピックがもうじき開幕します。私も含め、楽しみにしている人も多いでしょうが、引っかかるのがNHKの放映予定
これがその放映予定表なんですが、どこにもアイスダンスのオリジナルダンスの放映が予定されていません。
問い合わせの電話をかけてみたところ、放映する予定はないとのことでした。

これってどう思います?
NHKのバンクーバーオリンピックのサイトには、「バンクーバーもBSは全部やる!」って書かれてますよね。

それなのにオリジナルダンスを放映しないなんておかしいじゃないですか。
ちゃんと日本代表だって出場するのに。

「BSは全部やる!」というキャッチフレーズのせいで、ついなんとなく「BSは全部やってくれるんだろう」と構えているフィギュアファンの皆さん!

 NHKはオリジナルダンスを放映する気がありません!

ここを読んでくれた熱心なフィギュアファンで、「オリジナルダンスを見たい!」と考えている方は、NHKに「オリジナルダンスを放映してください」と要望を送ってください。
一人でも多くの人が意見を送れば、NHKも気が変わるかもしれません。

ここから送れます

なお、個人的見解ですが、意見を送る時はメールよりも手紙の方が効果的なのではと思います。
続きを読む >>
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スケートカナダ ペアフリー&アイスダンスフリー

JUGEMテーマ:スポーツ


<ペアフリー>

ティファニー・ヴァイス/デレク・トレント アメリカ
曲はミュージカル「レ・ミゼラブル」衣装はトレントが白いシャツに茶色のベストと黒い紐みたいなタイ。ヴァイスが薄い茶色のドレスです。ちょっと西部劇チックかも。
スロウの四回転を持っているペアですが、今回は3回転にしてきました。全体として荒いところもありましたがミスはなく、綺麗な演技でした。

メーガン・デュハメル/クレイグ・ブンタン カナダ
曲は「トスカ」衣装はブンタンが黒の上下、デュハメルが紫のドレスです。
最初のソロジャンプでブンタンが転倒。シークエンスのソロジャンプにも乱れが見られました。なかなか思い通りには行かないようです。頑張ったのですが、スコアはヴァイス/トレント組を下回ってしまいました。

アナベル・ラングロワ/コディ・ヘイ カナダ
曲は映画「ドクトル・ジバゴ」衣装はヘイが青いジャケットに黒いズボン、ラングロワが白いドレス(可愛い)です。
ソロスピンの回転が綺麗にあっていました。スロウはちょっとやばかったのですがこらえてくれましたね。まずまずの演技だったと思います。

川口悠子/アレクサンダー・スミルノフロシア
曲は映画「ある愛の詩」衣装はスミルノフが灰色のぴったりした一体型、川口さんが薄いピンクのシンプルなドレス。ちょっとあっさりしすぎていて物足りないかも。
最初に大技のスロウ4サルコウに挑戦しましたが、大きく体勢を乱して片手をついてしまいました。残念。中盤のソロジャンプでも川口さんが転倒。とはいえ、もう一つのスロウジャンプでは必死でこらえ、リフトも頑張って拍手を貰っていました。
ミスはありましたが、意気込みは伝わってきました。この時点で得点は1位。表彰台決定。淡々と紹介をしていた実況も、この時だけは「表彰台決定です」と付け加えました。

ジェシカ・デュベ/ブライス・デイヴィソン カナダ
曲は「Blower's Daughter」衣装はデイヴィソンが縞のシャツに黒いベストとズボン、デュベが淡いピンクのドレスです。
最初のスロウは高さがある上に綺麗に決まって文句なかったのですが、次のスロウでは転倒してしまいました。勿体無い。ソロスピンはちょっとデイヴィソンが苦しそうでした。最後のリフトもやや危うかったように思います。とはいえ、スコアはこの時点で1位です。

アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ソルコビー ドイツ
曲はシルク・ドゥ・ソレイユの「L'Oiseau」衣装はソルコビーが紫のグラデシャツに黒いズボン、サフチェンコが同色のドレスです。
最初のスロウがとてもいいですね。高いし飛距離も充分です。ですがソロジャンプでは両方ともミスが出てしまいました。相変わらず細かい工夫が多くてチャレンジャーなペアです。
演技の締めくくりがスロウジャンプというのは変わっていますね。面白いプログラムなので、今年も頑張ってほしいです。
そしてしっかり一位になりました。

優勝はサブソル、2位はデュベデイ、3位は川口さん達で、4位はランヘイという結果になりました。

<アイスダンス フリーダンス>
6分間練習の時にグレゴリー/ぺチュコフ組が転倒して負傷し、そのまま棄権することになってしまいました……残念です。あまりひどい怪我ではないといいのですが。

ユリア・ズロビナ/アレクセイ・シトゥコフ ロシア
曲は「パイレーツ・オブ・カリビアン」それにあわせて二人とも青い海賊っぽいデザインの衣装です。
色々と工夫はしているのですが、細かいとりこぼしが多かったように思います。ちょっと残念なスコアになってしまいました。

カロリーナ・ヘルマン/ダニエル・ヘルマン ドイツ
曲は昨シーズンと同じ「Diamonds are Forever」ジェームズ・ボンド映画の主題歌です。衣装は今シーズンはダニエルが黒上下、カロリーナが銀のラインの入った黒いドレス。お洒落です。
ボンドを意識したちょっとお洒落な雰囲気なプログラムですが、お兄さんのダニエルが昨年よりは大人になったものの、まだちょっと幼い感じなので物足りないですね。もう少し育ったらいい具合になるかも。

ケイトリン・ウィーヴァー/アンドリュー・ポジェ カナダ
曲は「Blues for Klook」衣装はポジェが黒の上下、ウィーヴァーが黒と青のドレスです。
万全のできとはいえませんが、なかなか良かったと思います。キスクラでは二人とも、お客さんに感謝の言葉を言っていました。

ネリ・ジガンシナ/アレクサンダー・ガシ ドイツ
曲は「ラ・ボエーム」……えーと、どのラ・ボエーム? ちょっとよくわかりません。現代っぽい曲です。
頑張っているのはわかるのですが、リフトの形がオリジナルダンスと全く同じで、見ていて少しワンパターンかなあと思ってしまいました。もっとバリエーションを増やした方が、いい印象を与えることができるのでは。スコアはさほど伸びず、カナダのペアの下に。

アリー・ハン=マッカーディ/マイケル・コレノ カナダ
曲はガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」衣装はこれのが青いシャツに縞のサスペンダーつきズボン、マッカーディが青いドレスです。
オリジナルダンスに引き続き、とても調子がいいようです。楽しそうにたくさん踊ってくれました。ミッドラインのステップ中には手拍子も聞こえてきました。地元のお客さんを沸かせることができて、きっと二人とも嬉しかったことでしょう。

エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリ・ソロヴィエフ 曲は「トッカータとフーガ」衣装はおそろいの銀の模様のある黒い衣装で、ケープのような薄い黒の布がついています。
まだまだ幼い感じですが、昨シーズンとくらべるとやはり大人っぽくなりましたね。色々頑張ってくれましたが、スコアはマクコレを抜くことはできませんでした。

ペルネル・キャロン/マシュー・ジョスト フランス
曲はショパンの「ノクターン」衣装はジョストが青い上着に黒のズボン、キャロンが白いドレスです。
リフトの姿勢がとても綺麗ですね。入り方もいいですし、トゥイズルも速いです。今シーズンのペシャブルの成績を考えると、フランスも3枠とれるかもしれないので、そうなったらここが滑ってくれるかもしれませんね。


アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ イタリア
曲はオペラ「椿姫」衣装はラノッテが白いシャツに黒いズボン、カッペリーニが赤いドレスです。
これは明らかに「椿姫」の物語を意識したプログラムですね(オペラは見てないんですが、原作を読んだことがあります)よくできていて関心しました。演技の方も文句なし。素晴らしかったです。

テッサ・ヴァーチュー/スコット・モイア カナダ
優勝候補。曲は「シェルブールの雨傘」衣装はモイアが青いシャツに黒いズボン、ヴァーチューが淡い水色のドレス(とても素敵なデザインです)
動きの一つ一つがとても軽やかでしなやかです。もともと上手だったのですが、二人とも本当によく動くし、難しい入り方のリフトを何でもないかのようにこらえていました。凄すぎる……これでまだ20と18ですよ。バンクーバーの時は表彰台に立ってるんじゃないですか。
演技後はスタオベと大歓声が。PBを更新して当然のように1位に。

優勝はヴァーモイ、2位はカペラノ、3位はキャロジョス、そして4位は大健闘のハンコレという結果に。凄いですねえこの若手の怒涛の勢いは。
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スケートカナダ ペアSP&アイスダンスオリジナル

JUGEMテーマ:スポーツ



ううう……日程間違えて憶えていて、スケカナのエキシビション取り損ねました(涙)すごく見たかったのに〜! 普通エキシビションっていったら最後に放映するものでしょ。テレ朝って本気で気が利かない。

さて、今回から解説すらなくなって、実況は選手が誰だか言うだけになりました。ジャンプの種類ぐらいは言って貰えた方がありがたいのですが、どーでもいいようなことを延々喋られるよりはこの方がましかも。

<ペアSP>
メーガン・デュハメル/クレイグ・ブンタン カナダ
ブンタンは昨シーズンは、ヴァレリー・マルクとペアを組んでいましたね。新たなパートナーとのデビュー戦? になるのかな。
曲は「Best Latin Tango」衣装はブンタンが黒の上着とサスペンダーつきの黒ズボン。デュハメルが赤いドレスです。
出来栄えとしてはまずまずかなあという感じです。大きなミスはありませんでしたし。組む相手がベテランだとやりやすいのかな?


ティファニー・ヴァイス/デレク・トレント アメリカ
曲は「Harem」衣装はトレントが藤色の上着に黒ズボン、ヴァイスが藤色のドレスです。
ジャンプが逆回転のペアなので、ソロジャンプはどれもミラーになります。ちょっと見にくいというか、あっているのかがわかりづらいですね(私だけか?)
悪くはないと思ったのですが、そんなにスコアが伸びませんでした。

川口悠子/アレクサンダー・スミルノフ ロシア
曲は「ロンド・カプリチオーソ」衣装はスミルノフが薄い茶色の上下、川口さんが薄い茶色のドレス。ぱっと見地味ですが、良く見るとなかなか優雅なデザインです。
川口さんって身体柔らかいな〜と改めて思いました。柔軟性を生かしたいいプログラムだったと思います。スミルノフの方も身体は柔らかい方らしく、ソロスピンでは両者ドーナツを披露していました。確かにとてもいいパートナーです。

アナベル・ラングロワ/コディ・ヘイ カナダ
曲は「Historia de un amor」衣装はヘイが黒の上下、ラングロワがピンクのドレスです。相変わらずラングロワ若く見えます。
スロウで膝をついてしまいましたね。リフトは凝っていて良かったし、サーキュラーの動きは面白くて見ごたえがありました。スピンの質がもっと良ければ良かったんですが。

ジェシカ・デュベ/ブライス・デイヴィソン カナダ
地元チャンピオンにしてスケートアメリカの覇者の登場に大歓声。曲は「ガリシア・フラメンコ」衣装はデイヴィソンが黒の上下、デュベが金の模様の入った黒いドレスです。
なんとなくですが、動きに風格が加わったような気がします。綺麗で素敵な演技でした。特にスピンが良かったです。

アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ソルコビー ドイツ
曲はインド映画「アショーカ」どうも日本未公開のようです。アショーカ王を題材にした歴史映画とのこと。衣装はインドを意識してか、ソルコビーが白の上下、サフチェンコが青のビキニトップとロングパンツ。どちらも丸い模様が入ったエスニックなデザインです。
全体としては、変わったプログラムですね。まだまだ完成度は低いかなと感じました。きちんと仕上げてきたら、とてもいいものになりそうです(しかしこれ、映画は真面目な話らしいです)
キスクラでぬいぐるみを持っておどけるサフチェンコが可愛いです。当然ながらスコアは1位でした。
結果はサブソルが1位、デュベデイが2位、川口さん達が3位、ランヘイが4位です。


<アイスダンス・オリジナルダンス>

カロリーナ・ヘルマン/ダニエル・ヘルマン ドイツ
昨シーズンの世界ジュニアに出場した、ドイツの兄妹カップルです。しかし昨シーズンは、お兄ちゃんは金髪だったような……。
衣装はダニエルがピンクの上下に金色のベスト、カロリーナがリボン飾りのついたピンクのドレスです。曲はギリシャの民族音楽「Nasyvargyaszman, Dilyargyazman」「Sasasolie」
丁寧に滑っていて可愛らしいのですが、スピンなどはもうちょっとスピードがほしいかなと思いました。

ネリ・ジガンシナ/アレクサンダー・ガシ ドイツ
昨シーズンの世界選手権に出場してましたね。バイウル兄妹はどこ行っちゃったんだろう。曲はウクライナの「黒い眉と榛の瞳」「マルシア」衣装はガシが刺繍の入った白いシャツに青いズボン、紫のサッシュ、ジガンシナが白い袖の青緑のドレス、頭にはピンクのリボンと花の飾りをつけています。
途中のストレートラインのリフトが、よくある形なんですが、男性が片足になった上に両手を離していて「頑張っているなあ」と思いました(拍手が起きてました)なかなかいい演技だったと思います。

ケイトリン・ウィーヴァー/アンドリュー・ポジェ カナダ
こちらは昨シーズン、世界選手権と世界ジュニア選手権に出場していました。曲はロシアの「ウラジオストックへの道」衣装はポジェが白いシャツに刺繍の入った黒いベストと黒ズボン、ウィーヴぁーが白い袖のミニブラウスに黒いベスト、赤いスカートで赤いヘアバンドをしています。
動きは概ね揃っていて良かったんですが、トゥイズルの最中にポジェが足をついてしまっていました。雰囲気は華やかで良かったです。

アリー・ハン=マッカーディ/マイケル・コレノ カナダ
初めて見るカップル……と思ったんですが、2006年の世界ジュニアに出場していました。うわあ全然記憶に残ってないです(汗)グルンベルグ/ランド組やサミュエルソン/ベイツ組のことは憶えてるのに。
曲は「Log Driver's Waltz」カナダのカントリーミュージックです。衣装はコレノが赤いのチェックシャツにサスペンダーつきの黒いズボン。マッカーディが白いパフスリーブのレースブラウスにウェストにリボンがついた青いスカート。とても可愛いです。
このカップルの演技ですが、とても良かったです。軽快な音楽にあわせて軽やかに滑ってくれました。最後にマッカーディがコレノに抱きついてキスするのが凄く可愛かったです(キスクラではほっぺに思い切りついてましたね、口紅)
今後も要注目かも。カナダは3枠あるし、四大陸もあるし、またどこかで見たいです。

エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリ・ソロヴィエフ ロシア
昨シーズンの世界ジュニアチャンピオン。多分シニアデビューです。曲はデヴィホワも使ったロシア民謡の「カリンカ」衣装はソロヴィエフが刺繍入り白シャツに茶のズボンと赤いサッシュ、ボブロワが白に赤を重ねたドレスで、赤いリボンをしています。
ステップのところで、ちょっとソロヴィエフの方が先に行きすぎかなあと思えるところもありましたが、概ね初々しくて可愛いダンスで良かったです。

ユリア・ズロビナ/アレクセイ・シトゥコフ ロシア
初めて見るカップルです。曲はロシア民謡を選びました(ロシア多いですね。ハンガリーやポーランドを選ぶ選手というのも見たかったかも)衣装はシトゥコフが緑の上着に赤いズボンとサッシュ、ズロビナが白と赤のドレスです。
最初は、眠っているところから始まるようですね。ズロビナが目を覚ましてシトゥコフを起こします。スピンの後でストレートリフトに入ろうとしますが、ここでなんと両者ひっくり返ってしまいました。難しいことをやってレベルを取ろうとしたんでしょうが……これは厳しい。パニックになったのが、その後はしばらく動きがあっていませんでした。続くトゥイズルでもミスが。
うーん、とにかくリフトの転倒が全てを奪ってしまった、という感じですね……。コンパルソリーで5位という高順位につけて、返って動きが固くなっちゃったのかも。ガリガリ削られて気の毒なスコアでした。

ペルネル・キャロン/マシュー・ジョスト フランス
曲は「Degeneration」どうもカナダの音楽のようです。衣装はジョストが白いシャツに黒いズボン、赤いチェックのサッシュ、キャロンが白に赤チェックを重ねたドレスです。
トゥイズルでキャロンに小さなミスがありました。全体としてお洒落で可愛い雰囲気のプログラムです。
振り付けのところにデュブレイユとローソンの名がありました。あれ、もしかしてあの二人も引退しちゃったんですか? いずれはここも、マリパトみたいになるのかな。

メリッサ・グレゴリー/デニス・ペチュコフ アメリカ
曲は「Lord of the Dance」アイリッシュだそうです。でも衣装はアイリッシュというよりも、古代ローマか何かのそれに見えます……。ぺチュコフが黒っぽい戦士装束、グレゴリーが白と緑のひらひらしたドレスです。
目だったミスはなかったんですが、全体としてちょっと精彩を欠いたというか、前のに滑ったキャロン達の方が良かったなあと思ってしまいました。そしてスコアも、上の二人を抜くことができませんでした。この時点で2位です。

アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ イタリア
曲は「Bubamara」バルカンの曲だそうです。衣装はラノッテが赤と黒の上着に黒いズボン、カッペリーニが黒のトップスに赤いと緑の布が幾重にも重なったスカート。配色が凄いです。
去年よりもずっと演技がスピーディーになって、表現力もぐっとあがりましたね。とてもいい演技だったと思います。本当によく動くし。
キスクラでは二人ともはしゃいでいます。可愛いなあ。

テッサ・ヴァーチュー/スコット・モイア カナダ
地元の優勝候補の登場です。曲はロシア民謡「黒い瞳」衣装はもイ亜が黒いシャツに刺繍の入った黒いベストとズボン、ヴァーチューが青いブラウスに赤とオレンジのスカートです。うーん、もしかして背が伸びましたかね? テッサちゃんはまた綺麗になったなあ……。
最初の方のカーブのリフトが、ものすごい凝った入り方でびっくりしました。一年、また一年とどんどん凄くなりますね。動きもぴたっとあっているし、お客さん大興奮です。素晴らしい演技でした。

というわけで、1位はヴァーモイ、2位はカペラノ、3位はキャロジョスで、4位がグレペチュという結果になりました。
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エリック杯 女子フリー

JUGEMテーマ:スポーツ


女子の放映は例によって真央ちゃん祭り。前の大会の演技の再放送はいらないってば……。んな暇があったらカナダのリュンを映してくれませんか?
別に真央ちゃんが悪いわけではないですし、彼女はこの重圧の中、本当によく耐えて頑張っていると思います。ええ、悪いのは全部こんなくそたわけた編成を行うテレビ局ですから。

澤田亜紀 日本
なんと最下位スタートとなってしまった亜紀ちゃん。今でもちょっと信じられないです。曲は茶色と濃茶のプリンセスラインのドレスで、素朴な感じ。曲はミュージカル「レ・ミゼラブル」
うーん、いつもの彼女の演技じゃないことは確かですね。最初に3連続のジャンプを決めましたが、コンビは二つしか入らなかったし、回転不足でダブルになったジャンプも目立ちました。ジャンプだけでなく、ストレートステップの動きも悪いです。コンビは二つだけだし……。
60台という信じられない低さのスコア。心配でなりません。年齢を考えると不調なシーズンにさしかかってしまったのかもしれませんが……あまり思いつめないでね。

ヴィクトリア・パフク ハンガリー
曲はアルビノーニの「アダージョ」衣装は青いドレスです。
彼女も3連続のジャンプを最初に持ってきていますね。中盤のコンビの回転がちょっと怪しかったですが、全体としては良いなと思いました。
PBを更新しました。

アシュリー・ワグナー アメリカ
曲は「タンゴ・ジェラシー」衣装は黒と赤のトップスに黒のスカート。
彼女はコンビの後続が、どれもループになるのが特徴です。丁寧に滑ってノーミスで演技を終えてくれました。演技後は盛大にびっくりして口を押さえています。よっぽど驚いたんだろうなあ。
PBを更新してとても嬉しそうでした。これできっちり3−3が飛べるようになると、本当に怖い存在になりそうですね。今シーズンはもしかしたら、シニアの世界選手権に出てくるかも(そういやコーエンはどうしたんだろう)

サラ・マイアー スイス
曲は日本のクラシック作曲家、新実徳英の楽曲です。衣装は裾に白いぼかしの入った青いドレス。
最初のフリップがステップアウトしてしまい、コンビになりません。続いてのルッツも飛べずに終わってしまいました。終盤の連続ジャンプでは転倒も。
スピンはどれも綺麗なんですけどねえ……演技後ちょっと難しい顔をしていました。

エレーナ・グレボワ エストニア
曲は「ピアノ協奏曲イ短調」衣装は青いドレスです。
うーん、SPでいいスコアが出すぎて緊張してしまったようです。最初からジャンプのミスが多く、更に中盤で2度の転倒が。終盤では二つスピンが続けるのですが、軸がかなり微妙なことになってしまっていました。集中力が切れてしまったのかもしれません。

キミー・マイズナー アメリカ
曲は「トゥーランドット」衣装は金のラインの入った赤いドレスです。
しっかり最初に3−3を決め、ルッツを決め、と頑張ってきたマイズナーですが、途中で突っかかったのかジャンプが飛べませんでした。頑張った次のループは転倒。とはいえそこからしっかり3連続コンビも決め、最後までしっかり滑りきりました。アメリカの選手の精神力はつくづく凄い。
フリーのスコアは抜かれてしまいましたが、僅差でワグナーをかわしてトップに。

浅田真央 日本
曲は「幻想即興曲」衣装はグレーのラインとぼかしが入った白のドレスです。
練習では決めることのできたトリプルアクセルに、今回は挑戦しました。ですがそこで派手に転倒。その後に飛んだSPでは失敗の3−3コンビはばっちり決めました。その後も頑張って滑り続け、ミスなく決めることができました。プレッシャーに耐えての最終滑走、よくやってくれました。

結果は真央ちゃんが優勝。2位がマイズナー、3位は初の表彰台のワグナー、4位はマイアーで、5位はPBを更新したカナダのリュンが入りました(つくづく映らなかったのが納得いかん)
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エリック杯 男子フリー

JUGEMテーマ:スポーツ


ジェレミー・コロ フランス
曲は映画「ブルース・ブラザース」衣装はシルバーの模様の入った黒の上下で、ちょっとライダースーツを思わせるデザインです。こういうワイルド系の衣装が似合う外見ですね。
ちょっとお手つきやステップアウトと言ったジャンプ関連のミスが多かったような気もしますが、なかなか楽しいプログラムでした。ストレートのステップがノリノリでよかったです。最後の汗拭きはきっと演出ですね。
途中で流れたのは、「新弁護士ペリー・メイスン」のテーマ音楽?

ソン・ガオ 中国
曲はエドウィン・マートンの演奏による、「ロミオとジュリエット」衣装は銀のラインの入った黒の一体型です。
三連コンビを最初に持ってきましたが、かなり苦しかったですね。コンビは3つ、どれも最初というのは疲れないうちにやってしまおうということでしょうか。
転倒が一つありました。中盤のスピンはあまり質が良くなかったし、終盤はバテてしまっていました。
演技後は悔しそうでしたが、無理ないかも。

スコット・スミス アメリカ
美輪さんに「スタートレック風」と言われた赤と黒の衣装。確かに似てる……。曲は「アストゥリアス」
スピンがどれもとてもよくて、拍手を貰っていました。反面ジャンプはアクセルで転倒とパンク、更にルッツとフリップがダブルになるなど、ミスが目立ちました。コンビ一回しか杯っていないのでは、スコアが伸びません。残念。

トマシュ・ヴェルネル チェコ
曲は映画「グリーン・デスティニー」衣装は水色のシャツに青いベスト(背中は竜の刺繍、前面は勇名とかいう文字が入っています)に水色のサッシュ、黒いズボン。ちょっと中国っぽいデザインなのは、曲にあわせたのでしょう。
果敢に大技に挑みましたがステップアウト。次のコンビも後続がシングルになってしまいます。とはいえ、中盤辺りから調子が盛り返しだし、なかなかの滑りを見せてくれました。見せ場のストレートラインステップ、このステップいいな、と思っていたらここで転倒……ああ勿体無い。今シーズンは本当、ステップの転倒者が多いですね。
なんだか勿体無いなあ、という気持ちが大きいです。NHK杯では頑張ってね。

ライアン・ブラッドリー アメリカ
曲は「チャップリン」のメドレー。衣装は白いシャツに黒いタイとベストとズボン。
例によってにこやかにスタート。最初の四回転は決まりましたが、トリプルアクセルでのミスが目立ちます。高いんdすけどね点点やっぱり綺麗に終わらないとなあ。体力配分をミスったのか、終盤はちょっと元気がなかったように感じました。

クリストファー・メイビー カナダ
曲は「Sing Sing Sing」衣装は黒いシャツとズボン。
最初にジャンプが4つ入っているのですが、二つがおてつきです。そのせいか、4つ目を飛ぶ頃にはかなり慎重になっていました。
終盤の方でようやくコンビが一つ入りましたが、決まったのはそれだけ。演技中は楽しいプログラムなので頑張って笑顔を見せていましたが、終わったらうなだれてしまいました。

中庭健介 日本
曲は映画「ブレイブハート」衣装は金ラメの黒い上着に、チャコールグレーのズボンです。
また大技に挑みましたが、ステップアウトしてしまいました。その後もステップアウト、おてつきとミスが続きます。頑張っていましたが、全体としてやはりジャンプのミスが勿体無かったですね。NHK杯では万全の演技が見たいです。

セルゲイ・ヴォロノフ ロシア
曲はピアソラのタンゴセレクション。衣装は首のところにピンクのチーフをあしらった黒い上下。うーん、ちょっと微妙な配色かも。ヴォロノフなら正統派王子ルックでも問題なく着こなせるわけだし……(曲がタンゴだと正統派王子ルックは無理か)
最初のジャンプは3Tなんですが、これは将来的にはここに4Tを入れようと思っている、と解釈して良さそうですね。ジャンプをがんがん飛びますが、どれも綺麗で高さがあります。ステップはよく動いていてとてもかっこいいし、乗った演技で素晴らしかったです。演技後ガッツポーズ。よくやった!
PBを20点以上も更新です。しかし実況が「四回転も3Aも無いのに」とか言ってましたが、3Aは普通に飛んでましたよ。大丈夫かこいつ。

ケヴィン・ヴァンデルペレン ベルギー
曲は「アラビアのロレンス」衣装は白いシャツに金色のベストと白いズボン。
うーん、最初は四回転予定だったんですがトリプルになったぽいですねえ。ステップの動きは丁寧で好感が持てます。ですが、3つ目のコンビ予定のルッツで転倒。力みすぎちゃったか? かなりがっかりした表情でした。表彰台、乗りたかったでしょうねえ……。

パトリック・チャン カナダ
いつもの緑と黒に銀ラインの衣装。曲はヴィヴァルディの「四季」
相変わらず調子の良さそうなパトチャンです。ジャンプをばしばし飛んで、ステップはかっこよく、スピンは綺麗です。なんともノッた演技に引き込まれていましたが、なんと最後のスピンコンビで集中が切れたのかひっくり返ってしまいました。うわあ勿体無い。終わってからなら幾らでも倒れてよかったのに。
いいスコアでしたが、本人は頭を抱えていました。転倒で金を逃した世界ジュニアのことが頭にあったのかもしれません。

アルバン・プロベール フランス
大歓声で迎えられたプロベール。赤いラインの吸血鬼スタイルで「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」です。
最初に四回転をしっかり決めましたが、次のルッツで膝をついてしまいました。その次のアクセルは根性でこらえます。いつもながらガタガタのポーズなのに転倒しないんですよね。
更に終盤ではジャンプが一つシングルになりました。演技後は苦笑い。うーん、もうちょっとスコアは出ても良かったんじゃないですかね。会場からはブーイングが起きていました。でもフランスを代表してよくやったと思います。

結果はパトリックが16歳の若さで初優勝です。凄いなあ。去年NHK杯に来た時、アナウンサーが「バンクーバーに向けてカナダの若手、パトリック・チャンを憶えておきましょう」と言ってましたが、まさかあれからたった一年であそこまで成長するとは……。
2位はロシアの若手、ヴォロノフ(小塚君、パトチャンとは一緒に表彰台にあがった仲)がグランプリ初のメダルをゲット。3位はプロベールが地元の面目を保ちました。4位はヴァンデルペレン、5位はブラッドリーです。ヴェルネルは6位、中庭選手は7位でした。
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エリック杯 女子SP

JUGEMテーマ:スポーツ


例によってあんまり中身の詰まっていない女子の放映なんですが、シューゾーがいないだけで結構快適でした。この調子で奴には隔離をお願いします。

ヴィクトリア・パフク ハンガリー
曲は「シェルブールの雨傘」赤いドレスで金髪をポニーテールにしています。
ノーミスで綺麗な滑りを見せてくれました。ジャンプの質がどれもいいですね。こういう演技を見ると嬉しくなります。

バレンティナ・マルシェイ イタリア
右肩上がりのミラノ・ブランド、という煽りはどーにかならんのかテレ朝……。それはさておき、赤とピンクの中間のようなひらひらしたドレス。マルシェイははっきりした色合いが似合いますね。曲はオペラ「椿姫」
うーん、コンビのはずなんですが最初のジャンプがステップアウト、そしてトウループがシングルです。サルコウの方は何とかこらえました。とはいえ、終始笑顔で可愛いな。途中の挑発ポーズも決まってます。
キスクラでは「スコア見るのが怖い!」という態度。こーゆーところも可愛いかも。

エレーナ・グレボワ エストニア
金の飾りの黒いドレスに「アランフェス」
3−3のコンビをしっかり決め、他のノーミスで見ごたえのある滑りを見せてくれました。とてもいい演技です。良かった良かった。PB更新も納得です。

アシュリー・ワグナー アメリカ
水色のドレスに「ヘンリー8世」
コンビは3−2ですが問題ありません。ところで彼女はルッツとループを続けて飛ぶんですね。そのうち怖い存在になりそう。彼女もフリップの着氷がやばかったですが、後はミスはありませんでした。最後のスピンコンビが綺麗です。
笑顔でキスクラを迎えました。

澤田亜紀 日本
高校を出たのでピアスを開けたそうです。曲は「アルメニアンラプソディー」衣装は紫のワンショルダードレス。
最初はコンビなんですがこれが2−2。とはいえ、無理矢理飛んだという感じです。最初のサルコウで着氷した時、完全に動きが止まっていました。また、後続のジャンプは回転が足りないかもという指摘が。次に飛んだジャンプも何とかという感じです。うーん、全体として動きが悪いです。スパイラルの時ぐらついていたし……。
出たスコアの低さに見ているこっちが唖然。本人も首をひねっていました。29.94って……。どうもジャンプがどれも回転不足と取られたようです。一体何が……。

サラ・マイアー スイス
曲は「パッチ・アダムス」衣装はポップな柄が裾に飛んだ白いドレスで、可愛いです。
ノーミスで綺麗なスピンをたくさん見せてくれました。やっぱり彼女は昨シーズンから綺麗になりましたよね。ですがコンビが3−2ということもあり、スコアはこの時点でグレボワの下でした。

キミー・マイズナー アメリカ
曲は「パッション」衣装はセパレートの水色ドレスです。
コンビが3−2になってしまいましたね。多分3−3を決めたかったんじゃないのかなあ。後はミスはなかったですが。ただどうしてもこのプログラムは好きになれないかも。

浅田真央 日本
白と水色のドレス。よく見ると鳥の羽根のような模様も入っていますね。曲は「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」
最初の3−3が、3−1になってしまいました。世界選手権の時と同じミスです。他にミスはなく、スコアはかろうじてマイズナーを抑えて1位で終了。とはいえ、これは危険信号かも。
マスコミにはさんざん「精神的弱さ」を指摘されてますが……彼女はまだ17歳なんですよ? そりゃ、アメリカの選手は同じ年頃でも全然違うかもしれませんが、そもそもの国民性が全然違うんだから、比較してもあまり意味はありません。

結果はマイズナーを僅差でかわして真央ちゃんが1位、マイズナーが2位、グレボワが3位、マイアーが4位、ワグナーが5位です。とはいえ、団子状態なので誰が上に上がれるかは謎です。
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エリック杯 男子SP

JUGEMテーマ:スポーツ


世界チャンピオンのジュベールの棄権により、一機に先行きのわからなくなってしまったエリック杯の男子シングル。さて、混乱を制するのは?

ソン・ガオ 中国
ベテランのガオ選手。衣装は赤いフリルのついた黒の上下で、曲は「ミッション・インポッシブル」です。
飛ぶ予定だったルッツが飛べずに終わってしまったのは痛いですね……。他はコンビのトーループがステップアウトになったぐらいしかミスはなかったんですが、演技後は元気がありませんでした。

ジェレミー・コロ フランス
この選手は初めて見ました。アフリカ系移民の選手です。曲はプリンスの「The Question of U」衣装は黄色い上着に黒いズボン、黒い手袋です。
アクセルでの転倒と、コンビの後続ジャンプがステップアウトになりました。スピンはまあまあかな。やや変わった終わり方でした。

スコット・スミス アメリカ
曲は「Night Train」衣装は薄い紫のシャツに紫のベストと縞のズボン、黄色のネクタイ。
大技のクワドサルコウに挑みましたが、あえなく転倒。ステップシークエンスはもうちょっと動きがほしかったなあ。ちょっと勿体無い感じのするプログラムでした。

中庭健介 日本
日米対抗の時と同じ「サラバンド」衣装も同じゆったりした青いシャツとズボンです。
四回転に挑むかも、と言われていましたが事前でルッツに変更してきました。残念ながらコンビがおてつきになってしまいましたが、全体としては悪くありません。特にサーキュラーステップの時はよく動いていたと思います。
しかし実況……ことあるごとに年齢を絶叫するのはやめーいっ!

ライアン・ブラッドリー アメリカ
白いシャツに黒いタイ、黒いズボンでの「ゴッドファーザー」
最初にコンビを持ってくる予定でしたが、ステップアウトでコンビになりませんでした。ですが最後のジャンプをコンビに変えて対策をしていました。こうして考えると、コンビは最初がいいのかもしれませんね。アクセルがダブルだったのがちょい残念かも。

セルゲイ・ヴォロノフ ロシア
曲は「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番」衣装は赤いヴェルヴェットのシャツに黒いズボンです。
うーん、アクセルが高いですね。ステップやスピンもいいし、正統派でかっこいい。久々に乗っているヴォロノフを見たという感じです。PB更新おめでとう。

クリストファー・メイビー カナダ
曲は映画「スパルタカス」ということで、赤茶の時代っぽい衣装。
ジャンプの質に少し難がありました。全体としてそう悪い縁起ではないんですが、カナダ大会の方が良かったですね。

パトリック・チャン カナダ
カナダの伸び盛り。衣装は濃紺の肩掛け模様の入った青上下、曲は「女帝」
最後のルッツがシングルになりましたが、他はどれもとてもよかったです。それだけにあのミスが惜しまれるかも。最初のジャンプは両方とも綺麗だっただけになあ。

アルバン・プロベール フランス
肩にハンド君(だと思ったけど、マニキュアしてるんですよね。ハンドちゃん?)がしがみついた黒の衣装。曲は「アダムス・ファミリー」
ジャンプの質が例によってあまり良くないんですが、それでも決めてくる辺りはやっぱり凄いと思います。観客から応援をたくさん貰って楽しそうに滑ってくれました。やっぱり彼はこうでなくちゃ。

ケヴィン・ヴァンデルペレン ベルギー
胸に赤いハートをあしらった黒の衣装。曲はシルク・ドゥ・ソレイユの「エキゾチカ」
スピンがとても速くて綺麗で良かったです。ただアクセルが抜けてダブルになってしまったの残念でしたね。演技後はちょっと落ち込んだ表情を見せていました。

トマシュ・ヴェルネル チェコ
ジュベールがいなくなったことで、優勝候補になってしまったヴェルネル。昨シーズンの世界選手権で、きっと日本のファンも増えたことだろうと思います。
Django Reinhardtの曲。衣装は白い飾りのついた黒の上下です。
コンビがステップアウトが入ってシークエンス、しかも後続ジャンプは転倒です。続けて飛んだトリプルアクセルは綺麗でしたが、ルッツはパンクしてしまいました。世界選手権の時もそうでしたが、力みすぎちゃったのかも。
ステップやスピンは良いので勿体ないですね。かなり低いスコアでした。
画面が切り替わる時、観客席に応援団っぽい人達がいました。あの触手っぽいカチューシャは何なんだろう。

結果はプレオベールが1位、チャンが2位、ヴァンデルペレンが3位、ヴォロノフが4位、中庭君が5位、ヴェルネルは8位。とても意外な結果です。
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スケートアメリカ ペアフリー&アイスダンスフリー

JUGEMテーマ:スポーツ


<ペアフリー>

ラウラ・マギッテリ/オンドレイ・ホタレック イタリア
曲はミュージカル「Grease」衣装はホタレックが黒の上下。マギッテリが黒のドレスです。
ミュージカルらしい音楽でスタート。うーん、ダブルツイストは決まりましたが、スロウの3サルコウで転倒してしまいました。ソロジャンプのシークエンスでもマギッテリが転倒。とはいえその後も頑張って滑り続けます。スパイラルは男性の方も割りといいポジションを取っていました。

ステイシー・ケンプ/デイヴィッド・キング イギリス
曲はジェームズ・ボンドの楽曲を使用しています。おなじみのテーマもちゃんとありました。衣装はキングが白いシャツと黒いズボンで、赤いサッシュと黒の蝶ネクタイをつけています。ケンプは赤いドレス。ボンドを意識してるっぽいですね。
うーん、全体としてガタガタという感じの演技でした。スロウのダブルフリップで転倒してから、全てが悪い方へ言ってしまったという感じです。リフトの降ろし方も荒っぽいし、ソロスピンもバラバラだし、スパイラルでは男性がバテたっぽいし……。
終盤は疲れたのか二人とも辛そうでした。二つめのスロウも転倒。そしてステップの最中にはキングが転倒……うーむ、四面楚歌という感じ。お客さんが励まし拍手しています。
まだ若いとはいえかなり残念な演技でした。

ミーラン・トロンブリー/ロリアーノ・アイバラ アメリカ
曲は映画「スピード」衣装はアイバラが黒の上下。トロンブリーが黒のドレスです。
デススパイラルから入りました。流行ってるのかな。ツイストはとても綺麗です。最初のスロウは何とかこらえましたが、二つめのそれでは転倒。うーん、ソロスピンは綺麗だし、リフトが結構こってたり、スパイラルがなかなか良かったりするんですけどね……転倒がいたいなあ。とはいえ、全体としては悪くなかったと思います。

アマンダ・エヴォラ/マーク・レドウィグ アメリカ
曲はラヴェルの「ダフニスとクロエ」衣装はレドウィグが青の上下、エヴォラがワンショルダーの水色のドレスです。
スロウの時に手をついてしまったり、ソロスピンの最中に流れてしまったりと、気になるところもありましたが、それ以外の要素は概ね決めて来ました。ちゃんと細かい工夫も見られます。良く頑張りましたね。演技後嬉しそうでした。

ヴェラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ ロシア
曲は映画「エラゴン」衣装はラリオノフが金の模様の入った黒の上下、バザロワがショールのついた金色のドレスです。
スロウジャンプで一つ手をついたのと、ソロのジャンプシークエンスがバラバラになってしまったことを覗けばミスはなし。スピードもあり、かなりいい演技でした。これで21と14とはなあ……。ただ、最後ポーズを決めてから、曲がかなり余ってしまったのが残念でした。なんかちょっと辛そうに見えましたし。

クィン・パン/ジャン・トン 中国
曲はニーノ・ロータの「ロミオとジュリエット」衣装はトンが水色のシャツと黒いズボン、パンが水色のワンショルダーのドレス。素敵なデザインです。
後半のスロウジャンプの転倒が痛いですね……後やっぱりちょっと動きがぎごちないというか、波に乗れてない幹事がしました。ソロアクセルも抜けちゃったしなあ。

ジェシカ・デュベ/ブライス・デイヴィソン カナダ
曲は「The Blower's Daughter」衣装はデイヴィソンが縞のシャツに黒のベストとズボン、デュベが淡いピンクのドレスで、こちらも素敵なデザイン。可愛いなあ、良く似合ってます。
うーん、こっちも終盤のスロウで転倒ですか……パーフェクトといえないところが残念ですね。とはいえ、他の要素はどれもしっかりこなしていましたし、演技のつなぎ目のガタつきがなくて、流れるようなところはいたく気に入りました。このペアの将来が楽しみになってきますね。まだ学生だもんなあ。

というわけでパン/トンを僅差でかわしてデュベ/デイヴィソンが優勝です。2位はパン/トン、3位は若手のバザロワ/ラリオノフです。

<アイスダンス フリーダンス>
シャオヤン・ユウ/チェン・ワン 中国
昨シーズンと同じ「トロイ」に同じ白と紫のギリシャっぽい衣装。やっぱり髪を下ろすとゴージャス。
トゥイズルでフリーレッグを持ったり、ローテーションリフトで逆方向への回転を入れたりと、色々トライしています。ですが解説では「男性が常に両足で滑っている」と指摘されてしまっていました。終盤はかなり疲れてしまったようで、動きがぎごちなくなっていました。

キャシー・リード/クリス・リード 日本
昨シーズンと同じ「Prayer in the Nigh」衣装も同じく、クリスが紫の上着にズボン、キャシーが紫のドレスです。
トゥイズルでクリスにちょっとミスが出てしまっていました。ストレートステップもやや動きが悪いような……。はらはらしながら見守っていたんですが、最後のローテーショナルに入るところで入れませんでした。あれ? と思いながら演技終了。終わった瞬間へたり込むクリス。どうやら、足を痛めてしまったようです……。お姉さんに肩を貸してもらってリンクから引き上げました。
ちょっと残念な終わり方になってしまいました。NHK杯では万全の演技が見たいです。

エカテリーナ・ルブレワ/イワン・シェフェル ロシア
曲はリード姉弟と同じ「Prayer in the Nigh」連続で聞くとちょっと妙な気分です。衣装はシェフェルが白い袖のついた黒い上着と黒のズボン、ルブレワが網目模様の黒いドレスです。オリジナルダンスの時は可愛らしい印象だったルブレワですが、今度はうって変わってヴァンプな感じ。うーん、女は魔物だ(をい)
なかなか凝っていて見ごたえのあるプログラムでした。というか、気に入りました。ですが一つ一つの要素のつなぎ目が荒いのがちょっと引っかかりました。あれが滑らかになれば、もっと良くなると思います。

アレクサンドラ・ザレツキー/ロマン・ザレツキー イスラエル
曲は「Let my People Go(ルイ・アームストロング)」と、色んな人でおなじみの「Sing Sing Sing」衣装はロマンが白いシャツと黒のベストとズボン、アレクサンドラが黒いドレスです。
最初はゆっくり、後半はアップテンポに、というプログラムなのですが、アップテンポのところでちょっと曲に乗り切れなかった感じがしました。ちと残念ですね。フリーのスコアだけならルブレワ/シェフェルペアが上なのですが、貯金のおかげで上に来ました。

キンバリー・ナヴァーロ/ブレント・ボーメントレ アメリカ
曲はコリーヌ・ベイリー・レイの「Since I've been loving you」衣装はボーメントレが黒の上下、ナヴァーロが華やかな赤のドレスです。
情感たっぷりにスタート。物語性を感じさせるプログラムで、見ごたえがありました。これぞ大人の演技という感じです。
解説では女性と比べると男性の動きが単調という指摘がされてしまいました。それって、ボーメントレの方が年下ということを踏まえての発言なのかなあ。ちょっと気になってしまいました。そういえば二人とも、3回ぐらい相手を変えているんですよね。

クリスティン・フレイザー/イゴール・ルカニン アゼルバイジャン
曲は「Time to Say Goodbye」昨シーズン随分たくさん聞いたような気がします。これはアンドレア・ボチェッリとサラ・ブライトマンのデュエットバージョン。衣装はルカニンが肩に白い布のついたグレーのシャツと黒のズボン、フレイザーが白いお洒落なデザインのドレス。うーん、素敵な衣装セレクトです。
解説で指摘されていたのですが、女性ヴォーカルのところは女性メイン、男性ヴォーカルのところは男性メインという、凝った作りになっていました。さすがはモロゾフ。ちょっと伸び悩んでいる感じのペアですが、これをきっかけにはじけられるといいですね。

メリル・デイヴィス/チャーリー・ホワイト アメリカ
曲はビートルズの「エリナ・リグビー」と「エリナの夢」衣装はホワイトが赤いラインの入った黒い上着と黒のズボン、デイヴィスが赤いシンプルなドレスです。
あんまりスコアが伸びなかったのでひやひやしながら見たんですが、素晴らしいプログラムでした。この「エリナ・リグビー」というのは悲惨な歌詞なんですが、おそらくそれからイメージされたプログラムなんでしょう。絶望とか不幸とかそういう印象です。
演技としては、やっぱりスピーディー。終盤でもスピードが落ちないんですよね。途中のリフトにとても凝ったものがあって、迫力でした。
もうちょっとスコアがほしいなあと思ってしまいました(すいませんヒイキ入ってるかも)

フェデリカ・ファイエラ/マッシモ・スカリ イタリア
曲は映画「愛のイエントル」衣装はスカリが虹色の袖の付いた黒いシャツに黒いズボン、ファイエラが虹色の模様の入った黒のタンクトップと黒タイツにスカートで、太いチョーカーをしています。なんか、派手……。
滑り出して最初の方で、突然スカリが転倒してしまいました。本当に唐突だったのでこっちもびっくり。とはいえ、何事もなかったかのように滑り出す辺りはさすがです。
オリジナルダンスと同じく、スピンでは男性がキャメルのポーズになりました。最後のリフトはかなり変わった形です。ただ、逆リフトがなかったのがちょっと残念かも。もうやらないんでしょうか?

ナタリー・ペシャラ/ファビアン・ブルザ フランス
曲は「Space Monkeys」衣装は、ブルザが茶色の上下、ペシャラが灰色のワンピースで、どちらも白い幅広のバンドが3本程巻かれています。衣装としては地味で、拘束衣とか衆人服とか、そういうイメージを持ってしまいました。
変わった動きからスタート。コミカルなんですが見ていて面白いです。トゥイズルが速いのに揃ってるのも凄い。
滑っている最中に、ブルザがペシャラの袖を引っ張ったらびょーんと伸びました。びっくり。仕掛けアリ衣装も今回からはOKになったようです。
個人的には楽しかったし面白かったです。

タニス・ベルビン/ベンジャミン・アゴスト アメリカ
曲はショパンのセレクション。衣装はアゴストがシンプルな黒の上下(本当にあっさりしてる)ベルビンが黒に白を重ねた優雅なドレス。こういうの着ると本当に綺麗です。
オリジナルダンスとはうって変わって、ショパンの優雅な曲に乗せて優雅に滑ってみせてくれました。うーん、素晴らしすぎて感想の文章が思いつきません。

というわけで優勝はベルビン/アゴスト、2位はペシャラ/ブルザ、3位はファイエラ/スカリ、4位はデイヴィス/ホワイト、5位はフレイザー/ルカニンという結果です。
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スケートアメリカ ペアSP&アイスダンスオリジナル

JUGEMテーマ:スポーツ


ケーブルのテレ朝チャンネルで、スケートアメリカのペアとアイスダンスがようやく放映されました。遅いよ、全く。
ちなみにペアは解説なしで、実況だけがひたすら喋っていました。誰かいないんでしょうか、有香さんとか怜奈さんの元パートナーとか。

<ペアSP>
昨シーズンでベテランが多く抜けたせいか、殆どのペアが若手です。殆どというか、ベテランなのは中国のパン/トンだけですね。ジュニアからもマクラフリン/ブルーベイカーのような強いペアがあがって来ていますが。

ミーラン・トロンブリー/ロリアーノ・アイバラ アメリカ
今年の三月に結成したばかりのペアだそうです。女性のトロンブリーは顔からすると東アジアっぽい感じなんですが、ハーフか何かでしょうか。衣装はアイバラが黒の上下、トロンブリーが黒いタンクトップに赤いスカートです。曲は「マスク・オブ・ゾロ」
若いペアですがツイストとスロウサルコウはトリプルを決めてきました。ですがソロのダブルアクセルでトロンブリーが転倒。ソロスピンもかなり間隔が開いています。
ちょっと動きがまだぎごちない感じがしますが、まだまだ駆け出し(まあ、マクブルのようなペアも世の中にはいますが、あれは希少生物(違うって)だしなあ……)いずれは強くなることでしょう。

アマンダ・エヴォラ/マーク・レドウィグ アメリカ
昨シーズンの全米4位のペアなんですが、放映されなかったんですよね。なんでだろう。こちらの女性もカラードです。黒人と白人のハーフっぽい感じですね。曲は「Stray Cat Strut」衣装はレドウィングがピンクのラインの黒いシャツ、エヴォラがピンクのトップスに黒いスカートで、髪をピンクのリボンで縛っています。
珍しくデススパイラルからスタートです。ここも若いペアながら、ツイストとスロウはしっかりトリプル。ですがスロウは転倒。ソロジャンプでも転倒が。うーん、全体としてちょっと「?」な感じだったんですが、スコアはPCSのおかげでトロアイの上を行きました。

ラウラ・マギッテリ/オンドレイ・ホタレック イタリア
イタリア若手ペア。衣装はホタレックが水色のシャツにグレーのズボン。マギッテリが水色のドレスです。曲はイタリア出身の作曲家モリコーネの「悲しみのアリス」
手を差し伸べるところからスタート。ここはツイストとスロウはまだダブルです。ソロジャンプではステップアウトがありました。ソロスピンは回転があってないかもなあ……。ステップは工夫しているのはわかりますが、いかんせんスピードが遅いような……。うーん、とはいえイタリアはペアの選手って他にはいないので、これからも国際大会に出場できるでしょう。頑張って上達してね。

ステイシー・ケンプ/デイヴィッド・キング イギリス
黒と赤の揃いの衣装で登場。なんだか昨シーズンのシュデク夫妻みたいだなあと思ったら、コーチのところに二人の名前が表示されてビックリ。コーチになったのか……ちょっと感慨深いです。現在は練習はポーランドで行っているそうです。曲は「フラメンコファンタジー」
ここもツイストがダブル。スロウはトリプルに挑みましたがステップアウト。ソロジャンプ(ダブルフリップ)の着氷も微妙な感じです。
とはいえ、終盤に関してはかなり動きが良くなったなと思いました。終わりがいいですね。
キスクラではマリウス氏が隣に座っていました。

ジェシカ・デュベ/ブライス・デイヴィソン カナダ
ここから後半グループです。まずは若きカナダチャンピオンの登場。曲は昨シーズンマイズナーが使っていた「ガリシア・フラメンコ」衣装はデイヴィソンが黒いシャツに黒のズボン、金のベルト。デュベが金の模様の入った黒いドレスです。
ツイストはダブルでしたが綺麗でした。ソロジャンプはデュベがステップアウト。スロウジャンプは3ループですがお手つき。ですがスピン、ステップ、リフトはとても綺麗です。最後のペアスピンを決めて拍手を貰っていました。つなぎ目がスムーズで良かったなという感じ。

ヴェラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ ロシア
昨シーズンの世界ジュニアの銀メダリストです。衣装はラリオノフが淡い緑のシャツに黒い上着とズボン、バザロワが淡い緑のドレスです。曲は映画「ある愛の詩」
ツイスト、スロウはしっかりトリプル。ソロジャンプも3Tで、しっかり飛んでいます。スピンもリフトも綺麗だし、言うことありません。きっちり決めるところは決めてスコアを稼いでいます。ううむ、やるな。
なんとなーくですが、実況に気に入られたようです。

クィン・パン/ジャン・トン 中国
優勝候補の登場です。何故か急に饒舌になる実況。今まで随分静かだなと思っていたんですが、どうも「良く知らない選手なので気が抜けていた」みたいです(←あくまで推測ね、推測)
曲は昨シーズンと同じ「O Doux Printemps d' Autrefois」衣装も同じ白と青の衣装です。
最初のソロジャンプでトンが着氷をミスってしまいました。スロウはトリプルですがツイストがダブルになっています。高く飛ばす辺りはさすが中国ペアという感じなのですが。全体として動きが鈍いというか、元気がないなと思ってしまいました。大丈夫かな。

結果はデュベ/デイヴィソンが1位、パン/トンが2位、バザロワ/ラリオノフが3位、エヴォラ/レドウィグが4位です。


<アイスダンス オリジナルダンス>
続いてはアイスダンスのオリジナルダンス。解説は宮本さんです。今シーズンのテーマはなんと「民族舞踊」ちなみに国はどこの国でもOKで、自国でないと駄目とかそういうことはありません(自国じゃないと駄目だったら、日本や中国が困ってしまう)そのせいか、とっても多彩なダンスが繰り広げられていて、見ていてすごく楽しかったです。いいな〜、このテーマ。
そして今年からルールが変更になり、女性のパンツの着用や帽子を被ることがOKになりました。フェイスペイント、小道具の使用も認められます(ただし氷上に落とすと減点)これはいい方に変わったという感じですね。

シャオヤン・ユウ/チェン・ワン 中国
中国の2番手ペアです。衣装はワンが薄いピンクのシャツに茶色のベストとズボン、ユウがピンクのドレス(可愛い)曲は「Hava Nagila」ユダヤのフォークミュージックです。
ステップは概ね揃っているのですが、もうちょっとスピードがあるといいなと思いました。終盤のステップは解説に「構成があまりよくない」と指摘されていました。

キャシー・リード/クリス・リード 日本
日本期待の若手の登場です。衣装は金の模様の入った白い時代衣装っぽいもので、とっても素敵なデザインです。曲はギリシャの楽曲「Zorba the Greek」
うーん、ちょっと動きが良くないかな? エッジの音がやや大きく聞こえてしまいました。とはいえ、とっても素敵なダンスです。まだのびしろがたくさんありそうなので、NHK杯に期待ですね。解説では「手を鳴らすところがギリシャのダンスという感じでいいですね」と褒められていました。

エカテリーナ・ルブレワ/イワン・シェフェル ロシア
昨シーズンのユーロに出ていたのですが、確か映っていませんでした。曲はウクライナの音楽「Gopak」衣装はシェフェルが刺繍の入った白いシャツに青いズボン、赤いサッシュに黒のブーツ、ルブレワが刺繍の入った白いブラウスに青いスカートに赤いブーツで、花飾りがたくさんついた帽子を被っています。民族衣装ですね。可愛いなあ……。
とても可愛らしく踊っていてくれたのですが、途中でシェフェルが引っ張られるような形で転倒。衣装のサッシュが外れて氷上に落ちてしまいました。その後すぐスピンに入ったのですが、サッシュが気になったのかちょっと回りにくそうでした。
キスクラでは暗い表情です。転倒と落としたことで2点の減点ですが、リード姉弟の上を行きました。

アレクサンドラ・ザレツキー/ロマン・ザレツキー イスラエル
こちらが踊るのはアラビアのベリーダンス「Shick, Shack, Shock」衣装はロマンが白いシャツに赤いベストと黒いズボン、アレクサンドラが赤いビキニのトップスに赤のロングパンツです。いかにもアラビアの衣装という感じ。
氷上のベリーダンスを見るのは妙な気分でしたが、楽しくて面白いダンスでした。トウィズルが若干荒かったかなという気もしますが。
コーチにガリト・チャイトの名が表示されていました。今シーズン戻ってくるかもといわれていたんですが、その気はないのかな。

キンバリー・ナヴァーロ/ブレント・ボーメントレ アメリカ
こちらはアフリカの音楽「Ijuba」を選択。衣装もそれに合わせて茶の民族風です(ターザンルックに見えなくもない)二人とも顔にフェイスペイントまでしています。
独特なリズムに乗せてしっかり踊ってくれました。良く動いていて申し分ありません。

メリル・デイヴィス/チャーリー・ホワイト アメリカ
選んだのはロシアの民族音楽「Kalinka」衣装はホワイトが赤い上着と黒のズボン、黒の帽子でちょっと軍人っぽい感じ。デイヴィスが白い襟と袖のついた赤と青のプリンセスラインドレスで、片手に黄色いハンカチを持っています(持っているというより、指に留めてありました)
二人とも昨シーズンと比べると、ちょっと大人っぽくなったかなと感じました。とはいえ、やっぱり可愛いですが。全体としては演技がスピーディーで良かったです。凄い飛ばすんですよね。ただ、最後のリフトのレベルが低いらしいです。

クリスティン・フレイザー/イゴール・ルカニン アゼルバイジャン
曲はロシアの音楽「Shatritsa」衣装はルカニンが赤紫のシャツに黒いベストとズボン、フレイザーが紫の華やかなドレス。フレイザー髪型変わりましたね。ドレスと相まってとってもゴージャスで華やかでいい感じ。モロゾフの趣味と見た。
スピンは綺麗だったんですが、ステップ中にちょっとルカニンが乱れたように見えました(気のせいかもしれませんが)
スコアは先に滑ったデヴィホワに抜かれました。

フェデリカ・ファイエラ/マッシモ・スカリ イタリア
イタリアの民族音楽「Lu Rusciu de lu Mare」と「Santu Poulo」を選択。衣装はスカリが白いフリルのシャツに黒いベストとズボン、ファイエラが黒と赤の入った白いドレスです。
明るい音楽にあわせて楽しそうに滑ってくれました。全体としてやはりスピードがあってよかったです。途中のスピンは普通は女性がキャメルになるのですが、男性がキャメルになるので変わっているといわれていました。ここはやっぱり男女同格らしい。

ナタリー・ペシャラ/ファビアン・ブルザ フランス
今シーズンもペシャラさんは茶髪です(個人的にはブロンドの方が好き)選択したのはスペインのフラメンコ音楽。衣装はブルザが赤いシャツに赤紫のベストとズボン、ペシャラがフリルのいっぱい入った赤のロングドレスです。
うーん、動きがとっても軽やかですね。リフトに入った時、ペシャラが胸元から赤い扇子を取り出してぱっと開くのですが、これもフラメンコっぽくてよかったです。何だか水を得た魚みたいでした。素晴らしい。

タニス・ベルビン/ベンジャミン・アゴスト アメリカ
アメリカのカントリーとブルーグラスを選曲。衣装はアゴストが青いチェックのシャツと茶のオーバーオールに茶の帽子の農夫ルック(似合いすぎてて笑いが……)ベルビンが赤に青を重ねたカントリードレスで、ストレートの髪を一つに束ねています。
最初は帽子を構う動作から入っていました。ダンスの最中にも帽子を上手に使って、最後まで楽しませる演技を見せてくれましたね。最後は帽子はベルビンが被ってフィニッシュ。もちろん、基本的なステップやスピン、リフトはどれもしっかりこなした上でです。
キスクラでも帽子を振っていました。

結果はベルビン/アゴストが1位、ペシャラ/ブルザが2位、ファイエラ/スカリが3位、デイヴィス/ホワイトが4位、フレイザー/ルカニンが5位です。




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スケートカナダ 男子SP&フリー

JUGEMテーマ:スポーツ


以前に書いたような事情で、見逃してしまったスケートカナダ男子シングルですが、テレ朝チャンネルの方で再放映がありました。しかも嬉しいことに、男子SPの放映もです。まあ、このヤクザな放映形態はどうにかならんか、とも思うのですが。
実況&解説がまともだったので聞きやすかったです。

<男子SP>
何故か第一滑走のチッパー選手のキスクラの画像からスタートします。なんでこんな中途半端なところから(生中継ってわけでもないのに)彼の成績は悪かったのならカットもわかりますが、むしろ良かったんです。思うんですが、これはテレビ朝日の編集ミスくさいですね。こーゆーところがいただけないんだよなあ。
ジュベールとバトルは以前書いたので今回は飛ばします。

ジャマール・オスマン スイス
先に中国杯の演技を見てしまったオスマン選手。「Ice Queen」に白い模様の入った臙脂の衣装です。
どうもリンクが狭いみたいですね。途中、壁にぶつかりそうになってしまっていました。アクセルがダブルなのは仕方がないとして、フリップで手をついたり、ステップでよろめいたりとミスが目だった気はします。スピンは綺麗なんですが。

ジェフリー・ヴァーナー アメリカ
二十歳なんですがもうすっかり大人の顔になっちゃったヴァーナー選手。衣装黒に銀ラメの入ったトップに黒のズボン。曲は「ドラリオン」
コンビは決まりましたが、アクセルが転倒。単独のフリップもダブルです。ジャンプのミスさえなければなあ……そうしたら、もうちょっと点数が取れたと思うんですが。なかなか弾けきれずにいる選手です。演技後悔しそうでした。

スコット・スミス アメリカ
策シーズンは凄い格好で出ていたような。今シーズンだとどっかのウェイターのように見えます。衣装は白いシャツに黒と紫のベストと黄のネクタイ。ズボンはストライプです。曲は「Night Train」
大技のクワドサルコウに挑みましたが、転倒でした。うーん勿体無い。とはいえ、男子はクワドを飛べるものの勝負になりつつあるからなあ……。解説ではスピンの回転が足りてないのでは、とも言われていました。

ジェレミー・アボット アメリカ
アメリカの選手が続きます。衣装は胸に蛇行する川のような赤と青の模様の入った黒の上下。曲はカルロス・サンタナの「Treat」
アクセルがシングルに。更に二つめのルッツで転倒してしまい、コンビが入らなくなってしまいました。スピンは綺麗でお客さんから拍手を貰っていたし、サーキュラーステップは良く動いていたんですが。ちょっと細かいミスも多かったかもなあ……。演技後は悔しそうな表情です。

ジャーリャン・ウー 中国
衣装はスパンコールの黒上下。曲は「All Alone」
2度の転倒がありました……うーん勿体無い。他にミスはなかったので、後はジャンプだけですね。でも、もうちょっと目立ったところがほしいなあという気もする……。


パヴェル・カスカ チェコ
チェコの2番手の選手。ヴェルネルの活躍により、彼も今年はワールドへ行けそうです。衣装は金色のベストに黒のシャツとズボン。曲はモダンアレンジの「くるみ割り人形」
アクセルはダブルを飛んでいました。まだトリプルはできないのかな? スピンはもうちょいスピードが欲しかったなーとか、最初のコンビが斜めになっちゃったかなー、というのはありましたが、ミスの少ない丁寧な滑りでした。実況からは注目かも、と言われています。

クリストファー・メイビー カナダ
曲はバレエの「スパルタカス」衣装は赤茶の時代衣装系チュニックと茶のズボンです。
最初の3−3コンビを綺麗に決めて、お客さんから拍手を貰っていました。ですが次のアクセルでは転倒。ああ勿体無い。他の要素はどれも綺麗に決めて、拍手もいっぱい貰っていたのに……。
スコア自体はめちゃくちゃ悲惨というわけでもなかったのですが、本人は頭を抱えていました。

ヤニック・ポンセロ フランス
かつて織田君や小塚君と一緒に、世界ジュニアの表彰台に上がったことのあるポンセロ選手。ですがなかなか弾けられずにいるようで……。衣装は赤と白のひらひらのついた黒の上下。曲は「秋によせて」です。
最初のアクセルが綺麗です。ステップアウトしてしまいましたが、4−2のシークエンスも決めました。良く成功させたね。途中ステップでつまづいたように見えるところもありましたが、良い演技だったと思います。フライングスピンは、大抵の選手はシットを選ぶのですが、彼はキャメルでドーナツになっていました。
キスクラでは嬉しそう。

ケヴィン・ヴァンデルペレン ベルギー
衣装は銀のラインの入った黒の上下で、胸に赤いハートが描かれています。曲はシルク・ドゥ・ソレイユの「エキゾチカ」
大技の4−3コンビに挑みましたが、後続ジャンプで転倒です。後の二つのジャンプは必死でこらえていました。スピンの最中にもちょっとバランスを崩していました。
うーん、あまり、いい演技とはいえなかったと思います。本人も落ち込んだ表情を見せていました。

<男子フリー>
ジェフリー・ヴァーナー アメリカ
曲は「グラディエイター」衣装は黒い飾りのついた茶のトップに黒のズボンです。
いきなり最初のジャンプがコンビにならずにステップアウトです。次のルッツはシングルに。ダブルアクセルはぐらついてて危ない感じです。ようやく綺麗なトリプルを決めた時は、お客さんから拍手が沸き起こりました。
スピンはもうちょい速く回ってほしいなという気も。体力配分を失敗したのか、終盤はバテてしまった感じです。かなり気の毒になってしまいました。頑張れ。

ジェレミー・アボット アメリカ
日米対抗と同じ、灰色の模様の入った黒い衣装。曲はワルツのメドレーです。
最初のジャンプを転倒しましたが、果敢に次のコンビをクリーンに決めました。ステップは良く動いていて見ごたえがあるし、スピンはとても綺麗です。
途中持ち直したかなあと思っていたら最後のステップでまた転倒……あああ、これさえなければ。しかし最近本当にステップの最中の転倒多いですね。
ミスはあったけれどいい演技でした。

ジャーリャン・ウー中国
曲はドヴォルザークの「新世界」衣装は白いフリルのシャツに黒いベストとズボンです。
このプログラムはコンビが3つ最初に固まっているのですが、それをどれもクリーンに決めることができました。ただそれで力を使いきってしまったのか、途中からちょっと集中が欠けた感じになってしまったのでは? という気がしました。転倒やステップアウトなど、ミスも目だっていたし、終盤は明らかにスピードが落ちていました。

ジャマール・オスマン スイス
玉虫のような金属光沢の衣装。曲は「ルナティコ」
中盤のフリップでの転倒がありましたが、他にミスはなかったです。中盤のアップライトスピンが特に綺麗で、拍手もたくさん貰っていました。終盤のストレートラインステップは、ノッてきたのかとっても楽しそう。やっぱり笑顔で滑り終えてくれると、見ている方としても気持ちがいいです。

スコット・スミス アメリカ
赤と黒の上着に黒いズボンの組み合わせ。曲は「アストゥリアス」
また大技のクワドに挑みましたが転倒一歩手前まで行きました(転倒したかと思った)次のアクセルは両足着氷です。
彼も終盤疲れが見えてしまいましたが、頑張って最後まで滑ってくれました。ジャンプがもっとクリーンに決まっていればねえ。

パヴェル・カスカ チェコ
映画「シンドバッド」衣装は黒い一体型で、波のような青い模様が入っています。
最初のコンビが綺麗ですね。続いてダブルアクセルからのコンビと、単独のダブルアクセルを飛びましたが、単独のダブルアクセルのところで突っかかったように足が止まってしまいました。どうやら靴紐が解けてしまったようです。ジャッジのところに行って、靴紐を結びなおすカスカ選手。
こういうことがあると、どうしても集中が切れやすくなると思うんですが、最後まで頑張ってくれました。フリップが一つダブルになりましたが、他にミスらしいミスはなし。拍手もたくさん貰っていました。PBも更新したようです。

ヴォーン・チッパー カナダ
SPでは映らなかった(根に持ってます)チッパー選手。曲は映画ダンス・ウィズ・ウルヴス。水色のシャツにベージュのズボンという、カジュアルな衣装です。
序盤のジャンプが高くて勢いあっていいです。ステップアウトやおてつきといった細かいミスもありましたし、アクセルが一つシングルになってしまいましたが、全体としては良くできた演技と言えるでしょう。PBも更新しました。

ケヴィン・ヴァンデルペレン ベルギー
曲は「アラビアのロレンス」衣装はアラビアテイストの金のベストに、白いシャツとズボンです。
最初に大技の4Tがしっかり決まりました。綺麗で文句のないジャンプです。続くアクセルも高い。コンビを全部終盤に入れるという、結構大変そうなプログラムなのですがミスなくこなしました。最後の方は疲れたのか動きが鈍りましたが、気迫で滑りきってくれました。演技後はガッツポーズ。えらい、よくやった!

クリストファー・メイビー カナダ
曲はジャズの「Sing Sing Sing」衣装は黒いシャツとズボンに赤いネクタイです。
音楽にあわせて楽しく踊りだしました。メイビーってちょっと地味な印象があったんですが(すいません)やるじゃないですか。可愛いですよ、とっても。音楽に乗せてジャンプをどんどん決めていきます。途中のステップは茶目っけたっぷり。お客さんも大騒ぎです。音楽に乗せて綺麗に決めてくれました。観客拍手喝采でスタオベです。うんうん、良かった良かった。
というわけでメイビーの新たな魅力を発掘した貴重なプログラムでした。

ジェフリー・バトル カナダ
模様の入った白いシャツに、水色のカフスのダークブルーのスーツぽい衣装です。曲は「アララトの聖母」
最初のコンビがとてもいいです。ステップはどちらも綺麗でお客さんからは歓声が上がっていました。ですが終盤のルッツで転倒してしまいました。最後のスピンはもうちょっと回ってもいいような気も。
解説では「四回転をやるかやらないかで迷ったのでは」と指摘されていました。キスクラでも複雑そうな表情です。

ヤニック・ポンセロ フランス
曲は映画「ダヴィンチコード」衣装は赤い襟と縁取りのついた黒い上着と黒ズボンです。
SP2位といい位置につけたはずのポンセロ君ですが、それがプレッシャーになっちゃったのかなあ……最初の3アクセルがステップアウト、次の四回転が転倒、3ルッツがおてつきです。全体としてガタガタの滑りという感じです(私には足を痛めたように見えたんですが、どうでしょう?)途中のループがかなり変だったし、終盤のステップは動きがぎごちなかったし……。
演技後は落ち込んでいました。2年前の世界ジュニアを悪い形で引きずってないといいんですが。

ブライアン・ジュベール フランス
昨シーズンと同じ「ロミオとジュリエット」衣装は銀のラインの入った黒い衣装です。去年とちょっとマイナーチェンジしたようにも見えますね。相変わらずムキムキです(フランス男子はムキムキが多い気がする……ジュベールもアルバンもポンちゃんも、ダンスのオリヴィエもいい身体してるし。一方、ロシア男子は細いですよね)
クワドにこだわるジュベールですが、今回は最初ので転倒してしまいました。引きずらずにステップやスピンでしっかり動くところがさすがの貫禄ですが。ちょっと勿体無かったですね。本人も演技後笑顔なかったですし。

ジュベールが逃げ切りの優勝。2位は躍進のヴァンデルペレン、3位は地元チャンプのバトル、4位、5位は同じく地元のメイビー、チッパーと続きます。エキシビで三人もカナダ男子が滑ったのかー。ダンスのヴァーモイもいるし、ペアのジェシカさん達もいるし、女子のロシェットもいるし、カナダとしては悪くない結果だったんじゃないでしょうか。
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